桐朋小学校には、子どもたちが豊かに学ぶ環境があります。 各教科の授業では、話し合いや発表を通じてクラスの皆で感じたことや考えたことを重ね合わせながら、実感を伴った「生きた知識」を、協働して創り出します。他者と繋がり合い、共に学ぶことで、それぞれの学びの世界を広げていくのです。 さらに個人が関心をもったテーマについては、じっくり時間をかけて探究し、より深い理解を得ていきます。しかし、この探究的な学びにおいても、学習は一人孤独に進められるわけではありません。個性的なテーマに情熱を傾けて学ぶ友人の姿を見たり、クラスの中でお互いの探究的な学びのプロセスと成果を共有したりすることで、子どもたちの中にワクワク・ドキドキしながら主体的に学ぶ姿勢と意欲が自然と育っていきます。 桐朋小学校では、一人ひとりがその個性を輝かせながらも、そこに集う者同士がお互いの力をさらに引き出し合い、共に豊かに学んでいるのです。自主学習ノート 学年が進むにつれて、子どもたち自身が学習をデザインしていくようになります。 例えば、「自主学習ノート」では、自分が取り組みたいことや、自分に必要だと思える学習内容に挑戦するノートです。ここには探究的な学びの成果が、日々記録されていきます。 友人とのノート交流や自身の学びの振返りをもとに、学習内容の理解が深まるだけでなく、学習の進め方自体にも工夫が重ねられていきます。子どもが、自らの成長を確かに感じ取りながら、学び進めていくノートなのです。放課後勉強室 専科制に移行する高学年では、学習内容も高度化します。もし授業中に解決できなかった疑問や課題があったときには、放課後勉強室(通称ほかべん)にいる支援員からいつでもサポートを受けることができます。ここで宿題を進めたり学習計画のアドバイスを受けたりすることもできるため、子どもたちは安心して学習を進められます。員からいつでもサポートを受けることができます。ここで宿題を進めたり学習計画のアドバイスを受けたりすることもできるため、子どもたちは安心して学習を進められます。桐朋の学び15教科学ぶって楽しい!
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