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なくて、日本のカメがいいよ」。そこで、カメについて調べたことを子ども集会で発表したところ、すぐに上級生のカメ博士から、種類や飼い方のアドバイスが出された。 子どもたちの大好きな遊び場、自然ひろばについては、いろんなアイデアが出されます。自然ひろば委員会を中心に、調べてみたり、試してみたりしながら、みんなの夢のつまった遊び場が、子どもたちの手で少しずつ創られていきます。桐朋小学校の「なかま」!「学年に関係なく、みんなで支え合い、助け合えるような学校にしたい」は、6年生の願い。遊び場の取り合いをめぐる、下級生から上級生への訴えをきいて考えた。「上級生が下級生に優しくするっていうのも大事。でも、学年に関係なく、遊んだり、仲良くできる学校にしていきたいよね。」 お互いに言いたいことが安心して言い合えて、自分の意見も相手の意見も大切に聴き合える関係を、子どもたちは毎日の遊びや生活の中で育んでいきます。自分の声がみんなに届く経験は、自治の大切な一歩です。23自治社会のつくり手に自治社会のつくり手に

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