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卒業式に出席するのは5年生のみ。だからこの日は学校全体でお祝いするために、各学年が心を尽くして準備します。パートナーからのお手紙を読む6年生はとても嬉しそうです。お弁当のあとは、委員会の5年生による様々な企画で6年生と一緒に楽しみます。●作文から 1年 N きょう︑﹁6ねんせいをおくる会﹂がありました︒だい4体いくしつに入ったら︑白い鳥がいっぱいはってあった︒ぼくたちは﹃大そうげんの小さないえ﹄と﹃ありがとうの花﹄をうたいました︒6ねんせいも2つのきょくをうたってくれました︒みんなでアーチを作って︑うでを上にあげて︑6年生はその下をとおってくれました︒おべんとうのあとに︑6ねんせいからおかしがとどきました︒ラムネには﹁ありがとう﹂ってかいてありました︒あめはにじ色でした︒まだ全ぶはたべていません︒6年生︑ありがとう︒美術の授業で制作した中から「描く」(絵) 「つくる」(工作)を各1点子ども自身が選び展示します。「これをやってみたい」という憧れの気持ちは次の作品作りの大きなエネルギーになります。●作文から 5年 O ある日の美術室︒その時は美術の授業を受けている間に来た︒﹁作る﹂の織物が全然できていない︒どうしよう︒どうしよう︒もう一週間ちょっとしかない︒その日は︑中休みも織物を織った︒しかし︑まだ︑終わらない︒美術の先生には︑もう間に合わないとまで言われている︒でも︑諦めるわけにはいかない︒そう思った︒ そして︒前日︑まだ作業は続いていた︒先生にも展示品を変えるように要請された︒でも︑まだ諦めない︒その日の中休みをすべてつぶした︒そしてついに︑できた︒晴れ晴れとした気持ちでお客さん達を迎えることができた︒〜それぞれの思いを表現し、感じ合う〜美術展〜皆で旅立ちを祝う〜6年生を送る会2月3月35私たちの毎日

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