●学級通信担任手作りの学級通信が︑教室のようすをいきいきと伝えます︒1年﹃お~い︑ぽぽんた﹄よりみんなに伝えたいこと 昨日の朝︑教室でIが︑﹁はちのすをもってきたんだ!﹂と教えてくれました︒え︑はちのす!?とびっくりした私に︑Iはニコニコしながら小瓶に入った蜂の巣を見せてくれました︒家の近くで作りかけの小さな蜂の巣を見つけたのだそうです︒こんな小さな蜂の巣を目にする機会はなかなかないぞ! というわけで︑せっかくだから︑朝の会でみんなに報告してみようとIに提案してみました︒みんなの前で︑うれしそうに蜂の巣のことを伝えるI︒みんなも私も蜂の巣に興味津々︒自分が感じた﹁わくわく﹂や﹁どきどき﹂を︑みんなと共有できるのは学校という場だからこそですね︒誰かと分かちあうことで︑その﹁わくわく﹂と﹁どきどき﹂は倍になります︒だれかと何かを共有する場があることって︑たいせつなことです︒3年﹃ハイタッチ﹄より朝のサークルがおもしろいな 朝の会は輪になってやっています︒名付けて︑朝のサークル︒サークルって輪になるってことなんです︒サークルはぼくにとってはとても大切にしたいこと︒みんなの顔をお互いに見ることができるから︒エラい人とか強い人とか関係なく︑みんな同じ目線で座っているから︒そして︑みんなが輪になるのって優しさが必要になってくる︒一人を輪の中に入れてあげるには︑みんなが少しずつ動かないといけない︒でも動きすぎるといつまでもぐるぐるぐるととなりの席へつめ︑永遠に終わらない︙︒でも︑サークルって心が温まる空間なんです︒ 今朝は︑自分たちでしっかりと司会のMとTが進めてくれました︒ありがとう︒Kの着替えがはやい!ってHがジャーナルにも書いているほど!朝からほっこりとした気持ちになりました︒最近︑朝のサークルでは︑みんなからのケガの報告が流行っているのが面白いですね︒先日︑Mが﹁ひざをケガしたのでぜったいにさわらないでね﹂って言ったら︑みんなは﹁見せて!見せて!﹂とのこと︒Mはケンケンしながらみんなに傷口を見せると︑みんなは﹁うええええ︑いたそう﹂となんだかうれしそう︒その日以来︑自分のケガをみんなに報告︑いや︑じまんする人が増えてきて︑なんともおもしろい朝の時間だなと思いました︒朝︑みんなの顔を見て︑心のスイッチを入れてスタートできるのがうれしいです︒ちなみに僕のケガ自慢は︑小5のときに階段から飛び降りて足の膝のお皿をわってしまって入院したこと︒夜にお化けがでてきて︵これほんと︶︑家に泣きながら帰りましたよ︒よい子のみんなは絶対にまねしません! はい︑ごめんなさい︒そういうことは絶対にだめよ︒6年﹃アンダンテ﹄より先生決め作文から丨 今日は春休みが終わって最初の登校日だ︒もっと休みが続いてほしかったけど︑それは無理だった︒それより次の先生の方が気になった︒だから︑学校について6東に行こうとしたら︑Mとかが﹁次の先生︑あゆ先だよ﹂と言っていた︒︵あ︑また同じ仲間と同じ先生だ︒︶と思った︒始業式も終わって︑先生の発表だ︒あゆ先が前になって発表する︒︵どうせあゆ先でしょ︒もう知ってるよ︒︶と思った︒でも︑あゆ先は︑クイズ形式で発表しようとした︒﹁一つ目のヒントは︑中年です︒﹂﹁えっ!?﹂﹁二つ目のヒントは︑イニシャルはAです︒﹂︵ハイハイハイハイ︶﹁じゃあ答えは︙﹂﹁あ~﹂﹁ら~﹂﹁え!?﹂一瞬体は硬直︒﹁へへへあゆ先でーす︒﹂目の前がゆれる︒春休み明け初日から大変な一日だった︒先生のコメント丨 私の目の前にすわっていたK。私から見て、「ら〜」と言ったとき、一番びっくりした顔をしていたように見えました。ふざけて、春休み明け初日から大変な一日になってしまってごめんよ。それにしても、表現がいいなぁ。詩になっていて、リズミカルに書けている。「一瞬体は硬直。目の前がゆれる。」など、緊張や驚きなどの気持ちが、身体の様子から表現されている。さすが高学年といった文章だ︒伝えます︒ 昨日の朝︑教室でIが︑﹁は朝のサークルが﹃アンダンテ﹄より丨37私たちの毎日
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