別冊とうほっこ3
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2 今こそ「幸せな子ども時代を」。 | 初等部園長・校長中村博 いまこの時代に︑人間が本当に身につけなくて はならないことは何だろう︑何をこそ学ばなくて はいけないのかを問う日々です︒制約があるから といって簡単にあきらめることはできません︒ 発達の主人公は、 子どもです  発達は︑自分自身の願いによって︑外の世界︵人 やモノ︶と自分自身にはたらきかけ︑色々なことを 取り込みながら新しい自分を創造していく歩みです︒ 特に幼児期と児童期は︑応答されることによる安 心感や信頼感をもとに︑自分らしさを育み︑自分 とは違う他者に対する愛情や信頼感を育んでいく という﹁人間関係﹂の根っこをつくる大事な時期です︒  ですから私たちは︑子ども自身の心の動きや考 えを尊重し︑子どもが自分で立ち上がり歩み出す ことを大切にします︒この発達のちからがたくまし く︑豊かになるような生活︑遊び︑学びをつくりた いのです︒ 校長から︒

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