別冊とうほっこ4
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みんなの発表をお互いに見たり聞いたり。子どもたちの感想から - ■核兵器の仕組みと最新情報▼リトルボーイ の直径がたったの0・7mだったことに驚い た︒核兵器戦争によって︑世界で7万発も こえる核が作られたことにもびっくりした︒ その核は今どうなっているのかが知りたい︒ ▼最新型の原爆の方が重さが軽く︑力が高 いことを知った︒▼第五福竜丸がどこの博 物館に展示されているのか興味が湧いた︒ ■毒ガスの製造の歴史と被害の実態▼大久野 島で毒ガスを製造していたのは知らなかった︒ ▼年表が見やすかった︒▼中国の村の話が くわしく書いてあり︑よくまとめられていた︒ ■原爆の被害の実相▼被爆した建物は︑こわ さないで残していったらいいと思う︒▼家が 燃える理由は︑木が熱線によって自然発火 したからだとわかった︒ ■笠岡貞江さんの被爆体験▼人間の死体を 見てもなにも感じなくなるのは︑本当に人 間が人間ではなくなるのだと思った︒﹁戦争 は人を残酷にするもの︑戦争は人を人では なくすと思う﹂という言葉に共感しました︒ ■ヒロシマー原爆投下前とその後の復興▼広島 に軍事施設がいっぱい作られていた理由が わかった︒▼敵機に対する防空警報や︑発令 などを行っていたのが女学生だと知って驚い た︒▼被爆した植物が成長し て勇気をもらえたのが復興の 第一歩だったと思う︒原爆が落 とされた三日後の電車運転の再 開はスゴい︒ なぜ、こんな戦争が 起きてしまったのか? 「なぜ、こんなことが?」。そんな思いから創作された平和ポスターや研究レポ ート、または劇など、さまざまな表現が発表されました。6修学旅行を来年にひかえる5年生、そして保護者のみなさんにも、興味津々の 発表会になりました。こうした平和学習を通じて、子どもたちの心に留まった ことや、知ることで生まれた新しい疑問がまた次の学びにつながっていきます。 年生同士はもちろん、 「ヒロシマの一冊」として6年生が修学旅行の あとさきに読んだ本を紹介するスペースも▶ 広島での体験を目で見て体で感じてほしいと、劇にして発表 ▲平和を考える愛知県高校生フェスティバル実行委員会 のメンバーと繋がり、お互いの学びや活動を伝え合った 世界で約五千万人が亡くなった! 今の私たちと同じくらいの子ども たちはどうしていたんだろう? 6

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