4年生春の遠足 ~高尾山でグループチャレンジ!~
4年生になって1カ月がたちました。4年生は、1学期の終わりに初めての宿泊行事、八ヶ岳合宿があります。
それに向けて、3年生の時よりもう少し「自分たちで」や「学年みんなで」を意識して生活しています。
そのひとつが、学年開きや遠足など学年行事を、先生たちではなく子どもたちで進める「実行委員会」の取り組みです。
実行委員会のメンバーは行事ごとにかわります。うまくいく時もいかない時もありますが、「自分たちで」進めること、「学年みんなで」協力することが、子どもたちの中に少しずつ積み重なっていくのを感じます。
5月9日は、春の遠足でした。遠足に向けてルートやめあてを確認する学年集会、都レンジャーさんに来ていただいて高尾山の自然を学ぶ会、各クラスでのグループ決めなど、実行委員会が先生たちと一緒に進めてきました。
「都レンジャーさんの話をいかして、自然を見つけ、春の山を楽しもう!」「グループで助け合おう!」
当日も、実行委員会の呼びかけで、みんなでめあてを確認して出発しました。
ルートの終盤、一丁平からはグループチャレンジです。グループごと、小仏城山まで歩き、頂上でのお弁当、自由時間を経て、決められた時間までに一丁平に戻って来るのです。先生たちは、ぐっとがまん、子どもたちにまかせて見守ります。(←先生たちもチャレンジです…)
各グループでは、一人一役責任を持ちます。ハイキングリーダーがまとめ、タイムリーダーが時間を気にし、マップリーダーが道を確かめ、クリーンリーダーがお弁当後のゴミチェック、ケアリーダーがみんなの体調を気遣い、ネイチャーリーダーがまわりの自然に目を向けます。
まわり中きれいにゴミ拾いしてくれたグループ、うっかり遊びすぎて時間を過ぎてしまったグループ、声をかけ合ってはげまし合えたグループ、早く着きたくて走ってしまったグループなど、いろいろでしたが、一丁平に全員無事に集合した時には、グループチャレンジをクリアして、みんな満足そうでした。失敗も成功も含め、この経験が次につながっていくと思います。子どもたちは、任されることで少しずつ成長していきます。八ヶ岳合宿が楽しみです!