クラスの自治活動-自治活動-

コミュニケーションを育て、楽しみや願いを自らの手で実現していく

朝の時間。子どもたちが輪になってすわっています。楽しかったことや今日の授業での楽しみなどを順に話していきます。ある教室では、一人の男の子が昨日みつけたカマキリのことを発表しています。こうして、楽しみを分かちあったり、自分の意見をみんなの前で発言し、それを聴き合う関係をつくることが自治の第一歩です。
係活動も盛んです。教室の環境を維持し、作りかえをして、自分たちの「教室」という意識が育ちます。それだけれはありません。つかまえてきた虫を飼う、折り紙、マンガをかくなど、クラブのように楽しみ、クラスに広げる活動も行われます。それらを通じて、子どもの関係や世界は広がります。低中学年はクラスや学年での活動を中心に自治を育てます。グループでの討論が授業でも盛んに行われます。4人グループに分かれ、討論・発表をおこなうスタイルの授業。1人ひとりが学びたいことを選んでいくような授業も行われます。

朝の会、帰りの会

朝の会では、昨日自然ひろばでみつけたカマキリの発表もあります。それぞれの楽しみ、うれしいことを分かちあったり、意見をみんなの前で発言し、それを聴き合う関係をつくります。

授業

作文のワークショップ。自分で題を決めます。1人で書いたり友だちと相談したり、書き方も選びます。先生に相談したり、クラス全体が書くことに集中し学んでいます。


係・会社活動

各クラスの実態によって、子どもたちで必要な係を考え、発足する。
クラスの仲間が楽しんだり、気持ちよくすごせる環境を整えたり、係で力を合わせて取りくみます。その中で責任感や係の仕事に対するほこりを育みます。