一貫教育

評価、推薦について、桐朋小学校で大切にしていること

評価のシステム

私たちの学校には通信簿がありません。このことは子どもを評価しないということではありません。評価は、その子らしさを認め、励ましていくことだと考えます。
一人ひとりの子が自分の良さや課題がわかり、自ら取り組むことを大切にします。テストは、その子の、そして私たち教師の課題を明らかにし、共有していくためのものです。点数をあげるためにテスト問題を繰り返し、テストのための教育をするようなことはしません。
子どものよさは数値で評価できるものではありません。年に2回行われる個人面談が、親と教師が子どものよさを発見する大切な評価の場です。

推薦のシステム

私たちの学校には、推薦制度があります。男子は桐朋中学校へ、女子は桐朋女子中学校への推薦を受けることができる制度です。
私たちの学園では、幼児期、児童期、青年期、それぞれの時代にふさわしい育ちが必要であると考え、その発達の時期にふさわしい課題を追究した教育を展開しています。
推薦制度によって、受験教育の体制に巻き込まれることなく、長い期間をかけて自分づくりや他者との関わりを育みます。

桐朋学園の12年間

桐朋小学校の12年間