自治活動

社会に主人公として参加する

自分たちで選択し、話し合い、決める

桐朋小学校では、行事・活動・授業などあらゆる場面を通じて、自治的な力と関係を育てていきます。これらは将来、自分自身が主人公になって社会に参加していくことの、根っこを育むものと私たちは考えています。自分たちの思いを、自分たちの手で実現していく中で、高学年の子どもたちは自信や自尊感情を培います。そしてさらに、そこでの異学年との交流が、低中学年の子どもたちにモデルとしての高学年像を示すことにつながります。

一人ひとりの違いを大事にし、協力、協働する

日常の授業の中でも、この自治の能力を培っています。ただ、聞くだけの受身の授業ではなく、子どもたちの選択の幅を大きくし、発表の機会が与えられ、討論をします。話し合い、活動、遊びの場面。いつでもうまくいくとは限りません。対立や葛藤を乗り越える瞬間を子どもたちは繰り返し経験し、人と共に生きていくことを学びます。



児童会

児童会の活動は5、6年生が担います。3年生の代表と4〜6年生全員が集まる子ども集会であそびのきまりを決め、それにもとづいて体育館、プレイルームなどの遊び場を管理します。

運動会

子どもたちが運営の多くの部分を担う運動会。この係は4年生から参加することができ、子どもの内面に自覚と責任感をもたらします。全校レベルの運営を見通した「自治」への第一歩です。


団活動

高学年の自治的活動の1つ、団活動。子どもたちがやってみたい、作りたい団の呼びかけを行い、人数や場所などの調整をして活動を開始します。子どもたちがやりたいものを自ら実現してゆく力をつけ、活動の担い手としての積極性を獲得していきます。