1・2年生-各学年の教育活動の紹介-

桐朋小学校の教育活動を、具体的なこの1年間の学年別の様子をまじえてご紹介します。

1年生

かかわりあいの中で育つ〝桐朋っ子〟1年生

入学当初、カチカチに緊張していた1年生は、<学校探検>でパートナーの5年生と学校を探検します。
手をつないでもらったり、おんぶをしてもらったり、安心感からうれしそうに探検を楽しみ、学校に慣れていきます。
<運動会>では、荒馬やリレー競技を思い切り楽しみます。
<節分~豆まきの会>では、豆まきの絵本を読んでから、実際に豆まきを行い、ドキドキしながら鬼退治。

一年間の集大成となる<まとめの会>では、自分が得意になったことなどを見せる個人発表、劇やダンス・合奏を行うグループ発表、全体発表を体験します。
幼稚園から小学生になり、不安と緊張の連続だった子どもたちが、クラスの垣根を越えて 友だちの輪を広げていく一年間の成長ぶりは頼もしいばかりです。



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教科

国語では、ひらがな、カタカナの学習をじっくりおこなうことからはじまり、読む、書く、話す、聞く(劇、朗読、発表)などの基礎をしっかりとしみこませていきます。算数では「仲間あつめ」、「多い少ない」など実感できる具体物をあつかいながら、数の世界に親しんでいきます。

 

2年生

「上級生として」張り切る

入学式での2年生によるお祝いの表現は、一年間の成長ぶりを示すと同時に、2年生が自分に自信を持つ機会です。 1年生の入学で「上級生」になったことをことあるごとに実感し、たくましさを増す学年です。 成長の一端がうかがえる子どもの言葉を紹介します。

<1年生にかみしばい>
きのう1年生に、かみしばいを見せてあげました。
シンドバットのぼうけんの かみしばいをよみました。
よろこんでくれて うれしかったです。もう一回ぐらい よんであげたいです。
みんなは一回もしゃべらないぐらい よくきいてくれました。



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教科

国語では、日本語の響きやリズム感を楽しみながら国語能力を育むよう、詩や言葉あそびうたの暗誦や、「読み聞かせ」、「すばなし」でたくさんの物語をしみこませてゆきます。算数では桐朋独自の教科書(自主テキスト)のもと、タイルを教具に用いた学習で、10進法の「位取り」なども子どもが実感を持って理解を深めます。あらゆる教科で工夫をこらし基礎を深く身につけます。