5年生 八ヶ岳合宿
9月10日から3泊4日の八ヶ岳合宿を行いました。
9月に入ったというのに、まだまだ夏の陽気。蒸し暑さの中、合宿生活がスタートしました。
1日目は寮に到着後、川遊び、グラウンドで野球、池や木々の中での生き物探しなど、思い思いに過ごしました。
2日目は、朝から曇り空。雲間から時折日が差す中、ハイキングに出かけました。寮から吐竜の滝を通り、川俣川の東沢を登り、清泉寮へ。東沢は前日までの雨でぬかるんだり滑りやすかったりしたところがありましたが、声を掛け合いながら歩きました。
清泉寮でお弁当を食べ、目的地の美し森展望台へ向かいました。アップダウンの激しいところも元気に歩き、展望台ではソフトクリームを食べました。「おいしい!」「疲れが吹っ飛んだ!」と口々に話していました。
3日目は、朝から青空が広がり、清々しい陽気に。午前中はカレー作り。夜はキャンプファイヤー。
カレー作りでは、かまどや薪が湿っていて、なかなか火がつかず苦戦する子どもたち。合宿2回目で、なるべく教員の力を借りずにやり通そうと、野外料理係を中心に協力して進めました。4年生で学んだ手順がしっかりと頭の中に入っている子どもたちが多く、そばで見ながら頼もしさを感じました。協力して作ったカレーの味は、昨年よりも格段においしかったことでしょう。
午後、教員と子どもたちでファイヤーストームを組み上げ、暗くなるのを待ちました。キャンプファイヤー係は連日集まって、準備に熱が入っていました。
夕食後、「点火の儀式」で始まったキャンプファイヤー。クイズや踊りで盛り上がりました。夜空には雲間から星や月が見えていました。
4日目は、朝から雨。寝具を片付け、朝食をとって大掃除。自分たちが使った施設を自分たちの手できれいにして退寮します。寮を出るころには雨が上がり、心配された天候も予定していた活動をすべて行うことができました。
6月下旬から係に分かれて準備をしてきた合宿。教員に頼らず、自分たちの手で創り上げる合宿には楽しいことがいっぱいある一方で、責任感も増します。一人一人が意識しながら取り組んだ合宿活動は、来年の合宿に繋がっていきます。どんな合宿になるのか、今から楽しみです。