桐朋小だより

2019.11.2

3年生

クイーンズ伊勢丹見学

3年生の社会では仙川の町の学習を進めています。

事前に自分の家のそばのスーパーのことを調べたり、お家の買い物の様子を意識的に観察したりしました。それをヒントに学校のそばにある見学先のクイーンズ伊勢丹仙川店のことを考えました。

「一日にどのくらいの人が来るのだろう?」「商品は何品くらいあるのだろう?」

こうした疑問から

「何時から働いているのだろう?」「仙川にはいろいろなスーパーがあるけど、クイーンズ伊勢丹がお客さんに来てもらうための工夫はなにをしているんだろう?」

など、踏み込んで考えている班もありました。

見学では、まず店長の村上さんが丁寧にお店のことを教えてくれました。

それから店内では、6人班ごとに分かれて6つのポイントを順番に見学させていただきました。

 

 

各ポイントでそれぞれ専門の店員さんに直接聞いて学ぶことができたり、冷凍庫や倉庫などを見せていただいたり、その場で疑問や質問を具体的にお話してくれたりしたので、子どもたちの目はキラッキラでした。

今回は加えて、実生活と学びをつなげることをねらいとして、お家の人にご協力いただき、見学中にお家に人に依頼された買い物を全員がする活動を取り入れました。

本物のやり取りをする上、全員が違う買い物をするわけで、見学と同じくらい楽しみであり、ちょっぴり責任感と緊張感がある体験です。お家で話を聞いたり見聞きすること、見学で教わること、知ることだけでも社会を知る学びですが、買い物をすることでより踏み込んだ学びになります。

「たまねぎが2種類売っているけど何が違いますか?」

「どのリンゴが甘いですか?」

こんなやりとりを直接お店の人と出来ることや、

「大きい方が量も多くて安いけど、小さい袋に入っている方は一袋ずつ使い切りだからママが使いやすいかも。でも高い。どうしようか・・・。」

こんな声を直接聞き取ることが出来る貴重な時間でした。

 

学校に戻って班ごとに質問のまとめや見たことを振り返り、メモを書きました。このメモや振り返りをお家に持ち帰り、秋休みの間に各自で新聞やポスターなどのまとめをします。

どんなまとめになるのか、楽しみにしています。

クイーンズ伊勢丹仙川店の皆さん。ありがとうございました。

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