ふり返り⑩ 働く人の学習(前編)
2年生の3学期には「働く人の学習」に取り組みます。学校の中で働く「警備員さん」「印刷室の方々」「購買部の方々」「図書の長谷川さん」にグループごとにインタビューをし、仕事する上でのやりがいや大変なこと、また自分達にも手伝えることがあるのかなど、各々が興味関心のあることを聞き取り、調査していました。また「用務員さん」「管財課の方」には教室に来ていただき、仕事の内容などを教えてもらいました。
子ども達が学んだことは、3月中旬に行われるまとめの会で学習発表会を開く予定だったので、その前に一度クラスで中間報告会を実施。子ども達同士でお互いの発表を見合いました。中間報告会を通して、聞き手に伝わりやすくするための工夫をみんなで考え合う時間となりました。
購買部にインタビューした子ども達。中間報告では購買部クイズや購買部マンガ、すごろく風にアレンジして購買部の仕事の中身を伝えていました。発表後、「クイズ多すぎた。」「文字が小さくてわかりにくかったね。」と振り返っていました。子ども達はあまり満足していないようでしたが、たくさんの情報をクイズ形式で発表していたこと。またすごろく風にアレンジして伝えていたこと。とてもわかりやすく、そして聞き手が楽しめる発表になっていました。
図書の長谷川さんにインタビューした子ども達は、クイズや新聞作りに励んでいました。他のグループからは、「クイズが2択でわかりやすかった。」「発表の方法が工夫されていた。」「仕事の内容がよくわかった。」と高評価。本の並べ方、図書室の魅力、仕事のやりがいやオススメの本などを紹介していました。私の知らないこともあり、子ども達から学ぶことがたくさんありました。
教室で中間報告会をした後、子ども達はまとめの会での学習発表会に向けて準備にとりかかります。自分達の発表での反省点、他のグループの良かったところを参考にしながら、伝える内容や発表方法を考えていました。その様子は、また後日お伝えいたします。