ペットボトル・キャップ集め、選別、洗浄、運び出し [Ⅱ-251]
全校の子どもたちと、PTA「りんごの木の会」の保護者の皆さんの活動についてです。
2月発行の「りんごの木 通信」より
1月14日保健委員会の5、6年生のお手伝いで、ペットボトル・キャップの運び出しを行い、福祉作業所「ポピーの家」へお届けしました。
45ℓ袋で21袋分、およそ5万個を運びました!
今年は保健委員会の子どもたちも、学年のちがう子がまじわらないよう、ソーシャルディスタンスを保ちながら車まで運びました。運んだキャップを、もしすべてゴミとして燃やした場合、約300㎏の二酸化炭素が出てしまいます。みなさまのご協力により、大切な空気をきれいに保つことができますね。
また、キャップを売った代金はほんの少しですが「ポピーの家」で働く人のお給料になり、さらにまずしい国の人たちのワクチン(病気をふせぐための注射、くすり)になりました。
ペットボトルを売ったお金は、その一部が寄付として、東南アジアを中心に子どもたちのワクチン(ポリオ、はしか・風疹など)の購入に役立てられています。世界では、いまだに1日4千人の子どもがワクチンがないために命を落としています。小さなキャップひとつが、遠い国で生きる子どもたちの命を守り、支えているのです。
5、6年生 保健委員会の活動
学校生活を健康で安全に過ごせるよう活動をすすめています。
各教室でのキャップ集めを呼びかけ、回収し、選別、洗浄、乾燥し、まとめる活動もします。自分たちの活動が、大人の力を借りて、「大切な空気をきれいに保つ」「ワクチン購入に役立」つなど、社会とつながっています。
高学年全員が、9つの委員会に分かれて児童会活動をすすめています。将来、一人ひとりが主人公になって社会に参加していくことの根っこを育みます。
※ りんごの木の会 初等部PTA活動「子どもたちの明るい未来を手渡すために一緒に考え行動していく有志のPTA活動」。コラム250も見てください。
※ ポピーの家 『わたしらしく』『いつもたのしい』『地域密着』『「私たちは、利用者がその人らしくあるがままで、住み慣れた地域で生活できるように支援を行うことにより、障碍者福祉の充実を図り、もって公益の増進に寄与できることを願っています。」ポピーの家のhomepageより。以前は、6年生がポピーの家へ行って見学をさせていただきました。毎年、卒業生がつけるコサージュをつくってもらいます。今後もつながっていきたいです。
現在と未来を考えて、今後、ペットボトルの使用自体を課題にしなくてはいけないでしょう。
現在と未来のもっとも大きな課題の一つが「地球温暖化」の進行をくいとめることです。そのために「温室効果ガス排出量」を減らさなくてはなりません。日本は「温室効果ガスの排出を2050年に全体としてゼロにする」という目標を掲げています。取り組みをすすめて、異常気象の減少、国土が海面下に沈む可能性を減らすこと、種の生存への影響を減らすことなどをしていきたいです。
園庭の新遊具は、子どもと先生でつくることができる[Log]です。子どもとLogについていつかお伝えしたいと思います。