お昼の放送「面白お悩み相談室」
1学期の終わりに「前期児童会発表」という行事がありました。
例年は児童会の各委員会が「夏祭り」のようにブースを展開しますが、今は密を避けるなどの工夫が必要です。
放送委員会は、みんなが楽しめるお昼の放送番組を制作。
台本作りや、曲のセレクションなどをチームで話し合いました。
1日目は、「前期児童会発表」全体の紹介番組。人気の曲が気分を盛り上げます。
2日目は、夏らしい曲にのせて「海の生き物の豆知識」を紹介。
そして3日目は、「面白お悩み相談室」という番組です。
これは「リスナー参加型」で行われました。
お悩み相談に答えるのは学校中の人たち。ただし、回答用紙にたどり着くためには、クモの巣(ゴム紐)が張り巡らされた廊下を越えなくてはいけません。
ところどころに仕込まれた鈴の音を鳴らさないよう、慎重に進みます。
お昼休みは、低学年が優先です。
映画「ミッション インポッシブル」のテーマ曲が響く廊下に大勢のチャレンジャーが並びます。
「来てくれるかな?」と少し心配だった放送委員のメンバーからは嬉しい悲鳴が。
午後の授業に間に合うよう時計を見ながら「ここまで受付しても大丈夫かな?」「回答用紙は足りるかな?」と頭をフル回転させて進行していました。
放課後は、高学年の人たちもたくさんやってきました。
長い足でひょいひょいとまたぐ足元を、「もう一回やりたい」とリピート参加する低学年がすり抜けたりしていました。
クモの巣ミッションをクリアした「勇者」たちのおかげで終業式の前日、楽しい放送番組を流すことができました。
まじめなものから、クスッと笑ってしまうものまで、名(迷)回答を少しだけ紹介します。
お悩みA「リンスとシャンプーを間違えてしまいます。」
・リンスはいらない。髪がボサボサになるが仕方ない。
・リンスインシャンプーを使う。
・リンスかシャンプー、どちらかのふたにザラザラがあるから、判別できるよ!
・ボトルに大きく「シャンプー」と書く。
お悩みB「ユーチューブを見すぎてしまいます」
・めっちゃ怖い動画を見て、電気を全部消す。
・(動画とか見ないで)普通に遊べばいい。
・すぐ寝て、夢でユーチューブを見よう!
・アプリを消す。
お悩みC「電車のドアが3日連続で目の前で閉まってしまいました。どうしたらいいですか?」
・電車の中で暮らす。
・したくをはやく終わらせて、はやく帰ればいい。
・えきで でんしゃがくるまで ずっとまって きたらすぐのる。
・駅に売ってるジュースを飲んでごまかしましょう。
・運転手さんに相談して、どうしたらいいか聞く。
・ちゃんと乗る電車を決めて、時間に余裕を持つ。
・時には諦めも肝心。それか、スパイダーマンを呼んで、乗って、電車のドアを通り抜ける。
電車通学の人にとっては、「あるある」のお悩みだったようで一番たくさんの回答が集まっていました。
2学期も番組を楽しみにしている人がたくさんいることでしょう。
乞うご期待!