2021.10.12

幼稚園プレイデー [Ⅱー276]

10月9日(土)、学年ごとのプレイデー(運動をたのしむ)を実施しました。6月の子どもプレイデーは、3学年の子どもたちで行い、今回は学年ごとにご家族もいっしょに行いました。保護者のみなさまには、参加参観する機会を持つことがなかなかできませんが、今回、お子さんの成長を間近で感じていただくことができたと思います。みんなでたのしい時間を過ごすことができ、ありがとうございました。

たんぽぽの人たち 【はじめのあつまり、よーいどん、とらっくでGO、きんぎょがにげた、おわりのあつまり】

ばらの人たち 【はじめのあつまり、ながれぼし、うちゅうひこうしになりたいな、ロケットぴゅーん、おわりのあつまり】

ゆりの人たち 【はじめのあつまり、わたってくぐってジャンプして走る!、ラグビーボールゴール、せんたくトンネル、全力リレー、おわりのあつまり】

学年ごとにゆっくり、じっくり、集中して力を出す、たのしむ、友だちといっしょに過ごすことができました。保護者のみなさま、拍手やあたたかい声援をありがとうございました。

ゆり組の子どもたちは、当日にお互いに見合い、応援することができないため、「たんぽぽさん、ばらさん、がんばってね。応援しているからね。」という気持ちを込めて、ぴかぴかのブレスレットを作ってくれました。(保護者の方からは、「プレイデー前日に、ゆり組さんから腕輪をもらったことをとても喜んでいて、当日も自分で忘れずに、その腕輪を持っていく用意をしていました。一緒に開催できないプレイデーでも、他の学年と繋がりを感じている様子が感じられました。」など感想をいただきました。)

また、親子競技「とらっくでGO」の取り組みで、ゆり組の一人ひとりがたんぽぽ組の人の保護者の役割して、トラックのリレーに参加をしてくれました。

当日はお互いに応援できなかったけれど、前の日までにいろいろな関わりを大切にしました。

子どもたちの中には、(やりたくない。)、(やりたい気持ちはあるけど、負けるのが怖い気持ちもある。)などの気持ちを出す人もいます。自分の気持ちや思いを振り返り、自覚できるようになっていることや気持ちは一つではないことを学んでいます。保育者は、「この葛藤を自覚できていることがすごい」と受けとめました。そのうえで、「どうしたら気持ちよくできるか? みんなだったら、どうする?」と尋ねると、「かってもまけてもいいんだよ。まけた人にトントンってしてあげる。」「いいしょうぶだったね、って言ってあげる。」などと伝えてくれました。

子どもに身体の感覚を聴いてみたら、「疲れた」「はぁはぁした」「足がちょっと痛い」と伝えてくれました。思いっきり身体を動かした時の自分自身の身体の感覚を味わうことを大切にしていきたいと思います。

プレイデーの活動を通して、身体を動かすことは気持ちいい。みんなで一緒にやるとたのしい。勝ってうれしいな! 負けてくやしい、など、いろいろな気持ちを味わい、成長していると思います。

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