桐朋小だより

2022.1.27

5年生6年生

声をかけあって、走り切りました

1月21日に高学年の走る会がありました。

授業の中でつかんできたマイペースを保ちながら走る集大成です。

実行委員がつくった賞は、自分の設定したタイムぴったりで走ることができた「ピタリ賞」、近いタイムで走ることができた「マイペース賞」(5年生は±10秒以内、6年生は±5秒以内)、チームの4人中2人以上がピタリ賞もしくはマイペース賞だったときの「チームワーク賞」です。

当日は中休みから実行委員の子どもたちが準備に励み、委員ではない子どもたちも積極的に手伝い、スムーズに会を始めることができました。

そしていよいよスタート。走っている本人はタイマーを見ることができないので、同じチームの人の声が頼りです。

「いいペースだよ!」「ちょっと早すぎるからペース落として!」「いま〇周だよ!」「がんばれ~!」

自分のチームの人にはもちろん、他の人にも声援を送っている姿がたくさんありました。

 

授業の時にはなかった緊張感や高揚感もあり、自分が設定したタイムより大幅に速く走ってしまった人もちらほら。それでも走り切った時の表情は達成感と爽快感でいっぱい。お疲れ様のアメも、いつもの何倍もおいしく感じました。

 

閉会式では表彰を行います。今回は6年生で1人だけ、「ピタリ賞」を取った人がいました。「マイペース賞」は多くの人が受賞し、チームワーク賞もいくつかのチームが受賞しました。実行委員が会の途中に一生懸命作った賞状が贈られました。

 

また、感想を各クラス1人発表しましたが、その中で、「去年は自分のペースで走れなかったけれど、今年はマイペースを保って走ることができた」という感想や、「来年は何か賞をとりたい」という感想が語られました。

自分たちの手で創り上げてきた走る会、声をかけあいながらみんなで走り切ることができました。

子どもたちの感想を一部紹介します。

・つかれたけど楽しかった。チームの人が声かけしてくれたおかげで、最後頑張って走れた。走ってる途中、つかれていることに気づかなかったけど、走った後、ふらふらしてつかれてることに気づいた。

・今日は、授業でやってきたことをやりきりたいと思って、チームへの声かけと自分でペースをつかんで走ることをやったら、マイペース賞、チームワーク賞の2つをとれました!初めての走る会だったからドキドキして1周目はうまく走れなかったけど、チームの人じゃない人も「がんばれー」と言ってくれたのがはげみになりました。今日は2㎞だったけど、来年は4㎞にもちょうせんしたいです。

・自分なりのスピードで走れていたと思います。足音や息のリズムでスピードを一定に保てた。

・マイペース賞はとれなかったけど、楽しく走れてよかったし、4人で声もかけたりかけられたりしてよかった。

 

 

 

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