桐朋小だより

2022.7.1

6年生

スマートな使い手に

突然ですが「スマホ」は何の略かわかりますか?

「賢い」(スマート)「電話」(フォン)。

便利さに操られるのではなく、自分自身が賢い使い手となるために必要な知識や情報を、ファミリーeルール講座事務局の講師の先生が6年生にお話してくださいました。

・時間のコントロール

・情報のコントロール(フェイクニュースなど)

・写真の扱いのコントロール(フォトハラスメントなど)

の3つの視点で、お家の方も一緒にワークショップに参加しながら考え合いました。

 

写真を仲間内でどのように共有するか、という例をとっても

「許可を得たらOK」「載せるべきではない」「鍵のかかったグループだから安全である」など、クラスの中でもさまざまな考え方があることがわかりました。正解は一つではなく、その行動の結果を考えることが大切だということを学びました。

子ども役になった保護者が「夜遅くまでYoutubeを観たい!」と強く要求し、それを子どもたちがなんとかして説得する、というロールプレイでは、「目が悪くなるよ」「あとで勉強するって言っても、その時には疲れちゃってできないよ」「起きられなくて次の日が大変だよ」などなど、知識を総動員して説得している様子がありました。

 

◯保護者アンケートより、抜粋します。

子どもだけでなく、自分の使用状況も見直そうと思いました。

・わかっているつもりでもドキッとするものもありました。特に写真はグループで共有しているの気をつけようと思います。

・家族で建設的に議論するきっかけになりました。

・行動を起こす前に自分で考える習慣を持とうと思いました。

 

「本日を機会に、たくさん親子で話し合いたいと思います」という感想もありました。スマートにネットの世界と付き合うためには、身近な大人(保護者)が、目をかけ、手をかけ、しっかりと向き合う必要も痛感したワークショップでした。

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