桐朋小だより

2022.11.16

2年生卒業生

きょだいな きょだいな

絵本『きょだいな きょだいな』(長谷川摂子 作 / 降谷なな 絵 福音館書店)を使った国語の授業。

自分で考えた「きょだいな 〇〇」を自由に書いていきました。

一人ひとりのアイディアが面白く、発表の時はみんなでおなかを抱えて笑ったのでした。

あったとさ あったとさ

ひろいのっぱら どまんなか

きょだいな かみひこうきがあったとさ

 

こどもが100人 やってきて

かみひこうきにのって かぜがふいて うちゅうのはてまで とんでった。

 

きょだいなそうじき あったとさ

そうじきでんげんオンにした。こどもはぜんいんすいこまれ、中でずっとくらしてる。

 

「きょだいなコーンスープがあったとさ」

「コーンスープを食べながら、スープおんせん作ったとさ。」

 

授業の最後は、担任の先生からのサプライズ。

きょだいな きょだいな キャベツが登場!

実はこれ、北海道の大学に通う卒業生から小学生へのプレゼントでした。

面白いものを見つけたので、みなさんに少しお裾分けをしようと思います。

これは『札幌大球』というキャベツです。これを育てている場所は北海道だけだそうです。

 北海道ではとてもたくさん雪が降ります。昔は今のように保存の方法がうまくなかったので、キャベツは周りの葉が凍ってしまいました。大きいキャベツなら、周りが凍っても、まだ中に食べられるところがたくさんあります。農家の人が大きいキャベツからタネをとって、育った中で大きいものからまたタネをとって、何度も育てるうちにとても大きいキャベツができました。

いつものキャベツとどれくらい違う大きさでしょうか。よかったら見てみてください。

みなさんが楽しい小学校生活を送れるよう、応援しています」

 

大きなキャベツに目をまるくして、大喜びの小学生。

好奇心いっぱいに学びながら、小学生が喜ぶ姿を思い浮かべて届けてくれた卒業生。

それぞれの年代の「とうほっこのワクワクが」こんなふうにリレーされている様子に、職員室の先生たちもとっても嬉しくなりました。

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