ひろがるハーモニー
6年生は、アルトリコーダーと歌のミニ発表を行いました。
音楽会は隔年開催ですし、十分にスペースが確保できない音楽室での参観は難しいため、クラス懇談会に来校される保護者にプレイルームで聴いていただくことになりました。
1学期からコツコツと練習してきたとはいえ、人前で演奏するとなるといつもとは違う集中力と覚悟が必要です。
冬休みを挟んでしまったため、3学期の授業は思い出すところからの開始です。
パートを決めて、となりの人と助け合いながら突貫練習をして迎えた本番。
3年前の音楽会では、小鳥を模したかわいらしい掛け合いの歌を披露していた人たちが、ぐんと大きくなって、力強い大人の声になっていることに、感慨を覚えました。
毎日接している私もそうなのですから、久しぶりに6年生が集団で並んだ「生」の姿を目にするおうちの方は、より感じられたのではないかと思います。(授業参観中の撮影はお断りしているのですが、せっかく揃う場でしたので演奏の合間に写真タイムを設けると、記者会見のようなシャッター音が響いていました!)
歌うことに少し抵抗を感じやすい年代に入ってきた子どもたちですが、みんなで声を合わせて、目の前の人に届けようという気持ちが素直に伝わってきました。(○○のお母さんがまだ来てないよ、と心配する声が聴かれたりして、ほほえましい場面もありました。)
自分の声を大切に。みんなの響きを大切に。これからも音楽を身近に、豊かに味わっていってほしいです。