見た!感じた!味わった!「みんなで創った3日間」②
『26日の大掃除』 (大掃除は)食堂でした。ぼくは、ほうきで床をそうじしました。米が落ちているところもあって、こびりついてすごく取りづらかったです。楽しかったのは、雑巾がけでした。広いところをかけ抜けるのは、とっても楽しかったです。
『一番の思い出』 森ワークの自然観察散歩が一番心に残っています。クスサンという蛾のマユやヤマカガシというヘビ、猛毒のきのこ、シカの足跡、そしてとてつもなく大きなきのこを見つけたり、すごく興奮しました。面白い名前の草も見つけました。それはマムシグサという草です。意外と大きくて、パッと見て「食虫植物?」と思ってしまいました。
『食事係のこと』 食事係では、みんなにご飯やみそ汁を用意したり、食堂の机や床をふいたりします。いただきますの挨拶もします。八ヶ岳で混乱しないように、行く前に色んなことを決めました。準備のかいがあって、当日はスムーズに仕事ができました。でも時間が多くあったのに、均等にご飯やみそ汁を配れない時もありました。みんながきれいに食べてくれたので、後の掃除をする時はとっても助かりました。
『キャンプファイヤー』 2日目の夜は、キャンプファイヤーをしました。入場し点火の儀式の劇を見て、ついに炎が燃え始めました。(略)それが終わった後、願い事を書いた紙を燃やしました。私は、みんなの願い自分の願いがかなうように祈りながら、空にのぼっていく火の粉をながめました。私はキャンプファイヤーの火の粉が大好きです。とてもキレイだし、火の金魚が上へ上へとのぼっていこうとしているとしているようで、なんだか勇気をもらえるからです。
目、耳、手足、心… すべてをフル回転して駆け抜けた3日間。楽しい企画や自由時間、友だちと寝食を共にし、小枝を拾って火を起こすところからのカレー作り、係の仕事や部屋の管理、日々の掃除など自分たちで責任をもっての生活作り。
すっかり成長した6年生の姿がありました。満天の星空やキャンプファイヤーの炎と共に一生心に残ることでしょう。