桐朋小学校の【自治】活動①~みんなの声の木~
桐朋小学校では、大事にしている11の教育の柱があります。
その一つである、子どもたちの自治的活動(以下【自治】と記載)について、1学期の取り組みを振り返っていきます。
まずは、前期子ども集会について。
「こんな学校にしていきたい」「こんなことをやってみたい」
自分たちの学校をよりよくする、さらに楽しい学校にするためにこんな活動をしたい…
1年生から6年生までそれぞれの視点で考えたこと(クラス会議で話し合ったこと)をみんなで共有していく場として、毎年この集会が行われます。
「みんなでべんきょうもあそびも世界でいちばんたのしい学校にしていきたい。(1年〇組)」
「安心してかよえる学校。しっぱいもチャレンジもできる学校。(4年△組)」
「異学年とも楽しく遊べて、毎日行きたくなる学校。(5年◎組)」…
それぞれのクラスの具体的な願いについては、葉っぱ一枚一枚に書かれ、それを集めて”みんなの声の木”がつくられます。
その葉っぱに書かれた願いについて、高学年の子どもたちが各委員会で検討していくのです。
「生きものをふやしたいという意見に対して。今は観察のルールを決めています。自然の生きものを大事にしていきながら、検討していきたいと思います。(理科園・しぜんひろば委員会)」…
委員会で検討した結果は、花びらに書かれ貼られていく。
そして、みごと願いが実現すると、花が咲く。
”みんなの声の木”は、桐朋小学校がみんなの願いでどんどん豊かに成長していく学校のシンボルなのです。
前期子ども集会からはじまり、この木がこれからどんな姿に成長していくのか?今から楽しみです。