伝えたい・届けたい相手がいるから
先日、卒業生が小学校に遊びに来ました。
桐朋女子中学校では、現在ペンフレンドという、手紙のやりとりを通して交友関係を結ぶ活動を行なっているそうです。
「フィンランドに手紙を送るんだ!」「英語で手紙を書いたんだよ!」
嬉しそうに手紙を見せてくれました。
桐朋小学校では、1月に渋谷区にあるYUAI International Islamic Schoolとの交流が決まっています。
夏からじっくり時間をかけて子どもたちの中で実行委員会を立ち上げ、そのメンバーが中心となって準備を進めています。
打ち合わせのためにイスラミックスクールに行くことを伝えると、「私たちも行きたい」と声をあげ、打ち合わせの資料づくりも行なってきました。
打ち合わせの際には「一緒に昼食を食べたい」という要望が見事、実現することになりました。子どもの声に耳を傾け、一緒に楽しい企画をつくろうとしてくれたイスラミックスクールの先生方に感謝しています。
ある日のこと。一人の子が「交流のタイミングでお互いの似顔絵を描きたい」と話していました。
ですが、交流の機会なのに似顔絵を描くだけだともったいないという話になり、交流するときは全力で遊び、関わり、交流前と交流後に手紙のやりとりができるといい。なんて話をして…
結果として、イスラミックスクールに手紙を書くことにしました。iPadを活用し、翻訳機能を使いながら、伝えたいことを英語にし、手紙を書いていました。
間違えてもいい。伝えようとすることが大事。
子どもたちは楽しそうに招待状を書いていました。1月下旬に、交流会を実施します。
その時の様子もまた伝えていきたいと思います。