季節を喰む
2年生の国語と総合の学習 説明文の学習の様子と調理活動について紹介します。
入学式の大役を終えると、2年生は自主教材の『春の草花』という説明文の学習をします。
カラスノエンドウやオオイヌノフグリ、たんぽぽなどなど、子どもたちが学校の中で触れる草花のことが取り上げられています。
取り上げられている草花を探しに行って、触れてみたり観察してみたりしながら、説明文の内容と照らし合わせて学習します。
子どもたちは国語学習以外にも春の草花に触れる機会があります。
低学年の教室には毎月『かがくのとも』が届きます。4月号は『くさぶえあそび』がテーマのものでした。読み聞かせをしていると、教材『春の草花』で取り上げられているたんぽぽも草笛になるというではありませんか。さっそく学内に生えているたんぽぽを(本当はいけないのですが)少しだけ採取し実際に吹いてみました。
なかなか上手くいかず、どうしよう…と悩んでいると1人の子が「校長先生が吹いてた!」と新年度の始業式の様子を思い出したようでした。2024年度の始業式では校長先生が桜の花びらで草笛を吹いてくれたのです。
実際に吹いてみて上手くいったりいかなかったりしながら桜を楽しみました。
「いい匂いがする」「食べれそう」と子どもたちが感想を口にしていたので、「食べてみようか」ということで桜を食べてみることにしました。
今回作ったのは桜の塩漬けです。 春といえば桜!というほどメジャーな花です。そんな身近な花が実は昔から思わぬ形で親しまれてきた歴史があったりします。自分たちで集めた桜を使って塩漬けを作ってみる。そういうことにたくさん触れて経験して、少しずつ興味が広がっていってほしいです。