桐朋小だより

2024.11.29

1年生

ミミズを研究するんだよ!

1年生のあるクラスでは、2学期からあるものを研究しています。

 

それはミミズです。

畑隊長さんが目標に掲げた「畑にミミズを増やす」から始まって

増やすためにはミミズのことをもっと知って研究せねば、ということで

クラスみんなでミミズを飼って生態を調べることに。

 

1人2、3匹ずつ、1匹1匹に名前をつけてみると、さっきまでは苦手だったミミズも

なんだか可愛く見えてきました。

手の上にものせてみると、あれ?かわいい!そして、不思議に思うことがたくさん出てきます。

ミミズは目や耳があるの?大人や子どものミミズはいるの?

どうやって生まれるんだろう、何を食べて、どんなところに住むんだろう?

 

不思議に思ったり、ん?となるところから学びは始まり広がっていきます。

 

そこから総合の時間では一つずつ学びを深めていきました。

ミミズは落ち葉が大好物であること。でも果物の皮を入れてみると・・・次の総合の時にはなんと小さくなっていたのです!

お弁当の時にバナナを食べていた子を見ていた子が、バナナの皮を入れてみたらどうなるんだろう?と新しい実験も思いついたようでした。

 

また、大人には首巻の目印があることや、ミミズはオスにもメスにもなることを知りました。

さらに、じっくりとミミズを見ていたその時、なんとミミズの卵から赤ちゃんミミズが出てきたのです!細くて、ピンクで、うねうねっと動いて、殻が半分ついた状態で

一つの卵から数匹の赤ちゃんミミズが元気よく飛び出してきました。

教室は大興奮。まさか孵化の瞬間がみられるなんて。すると他の子がかっているミミズも

土から出してみると、あれ?増えてる?小さなミミズがあっちもこっちも増えていたのです。

赤ちゃんミミズも元気いっぱい、卵もまだまだたくさんあります。

 

これからも、

ミミズの土はなぜふかふか?

ミミズのウンチは汚いの?

ミミズが食べないものはある?

ミミズがいる畑といない畑、植物の育ちは違うの?

様々な角度からミミズの謎に迫っていきます。

その先に、地球と一緒に生きていくヒントが隠れているかも!?

第1はミミズと仲良しになること、ですが、これからの1年生の研究が楽しみです。

 

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