問いを囲んで考えるーてつがく対話ー
早稲田大学で教育哲学を研究されている山辺恵理子先生と、山辺ゼミのみなさんが来校し、子どもたちと「てつがく対話」の時間をもちました。
はじめは、大学生を前にして少し緊張した様子の子どもたちでしたが、大学生のみなさんがつくってくださった柔らかく温かな雰囲気の中で、少しずつリラックス。物語を手がかりにしながら、「正しいことをすると、誰かが傷つくことってある?」「正しいことって、誰が、どんなふうに判断すればいいのだろう?」「それはいつ決まるのだろう?」など、さまざまな問いについて考えました。

自分の考えを伝えるだけでなく、友だちや大学生の考えに耳を傾け、「なるほど」「それってどういうこと?」とさらに問いを重ねながら、言葉を交わしていく子どもたち。ひとつの答えを出すのではなく、対話を通して考えを広げたり、深めたりする時間となりました。

<子どもたちの感想>
・自分は今ある結果だけで、どっちがわるいって決めつけたりするのが、よくないことだなーと思った。ももたろうは、「良い」とか「悪い」とか「正しい」とか「正しくない」っていう答えはないと思う。今までただの本だったけど、今回の話で「正しいのかな?」と考えられるようになれた。
・一つの疑問で、思った以上にいろいろな意見がどんどんでてきてびっくりした。自分の意見と他の意見を合わせて考えるとまた新しい意見が思いついた。人と意見を言い合えることも楽しかったし、深く考えられた。
・思ったよりずとおもしろくてびっくり。正解がないって言葉がすごい気に入った。やっぱり、最初の文だけだと、その後どういうハプニングがあるか分からないので、すべて聞いてから言った方が一番正解に近い気がする。