桐朋小だより

2026.9.22

3年生

ア~ユ ボ~ワン!スリランカとの出会い

3年生で初めての「地球市民の時間」を行いました。今回子どもたちを迎えてくださったのは、桐朋の卒業生でもあり、現在スリランカに暮らしている飯塚淳子(いいづかじゅんこ)さんです。スリランカで暮らし始めて20年になる飯塚さんから、現地の暮らしや文化について、たくさんのお話を伺いました。

  

一年を通して夏のような気候でありながら、湿度が低く、朝晩は少し肌寒く感じることもあるというスリランカ。朝、温かい紅茶を飲んでからベッドを出るという現地での暮らしの話に、子どもたちは「そんなに涼しいんだ!」と驚いた様子でした。スリランカについて紹介するパネルも見せていただき、知らなかった国の暮らしや文化に、少しずつ興味を広げていきました。

今回、子どもたちが実際に体験したのは、スリランカの食と衣服です。

 

まずは、スリランカのパン「ロティ」づくり。ココナッツが入った生地を、材料を混ぜてまとめ、発酵させます。生地を手で平たくのばす感触や、ココナッツの甘い香りを感じながら、発酵を待ちました。

その間には、スリランカの伝統衣装「サリー」も体験しました。5mほどもある一枚の布を体に巻いて着るサリー。巻き方によって印象が大きく変わり、一枚の布からさまざまな姿をつくり出せることに、子どもたちは興味津々でした。実際に身につけてみることで、衣服の文化にも親しむことができました。

  

そして、いよいよロティを焼く時間です。発酵した生地を丸めてつぶし、フライパンへ。理工室には、次々と焼き上がるロティの香ばしい香りが広がりました。焼きたてのロティを味わい、スリランカの「食」を五感で感じる時間となりました。

  

一つの国について、話を聞くだけではなく、見て、触れて、香りを感じ、味わう。そうした体験を通して、子どもたちはスリランカという遠い国を、少し身近なものとして感じたのではないでしょうか。

今回の出会いを第一歩に、これからもさまざまな国や文化に出会いながら、子どもたちの世界が少しずつ広がっていくことを願っています。

  

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