2026.10.3

運動会への取り組み [Ⅱ‐474]

 桐朋小学校の運動会は、前半は体育学習の成果の発表として民舞を、後半は赤白で二色対抗競技などを行います。

  

 民舞(日本の踊り)

 全学年が発表します。古くから人々に伝えられてきた日本の踊りを、力強く表現します。

 一年生は「荒馬」を踊ります。青森県今別町の踊りで、ねぶた祭りの踊りがもとになっています。「ラッセラー、ラッセラー!」威勢のいい掛け声や太鼓のリズムに、一年生のかわいい馬が駆けまわります。

 二年生は「花笠踊り」を踊ります。山形県の踊りで、花笠音頭に合わせて踊ります。自分たちで飾りつけした花笠を持って、元気な歌と掛け声に合わせて踊ります。

 三年生は「桐朋みかぐら」を踊ります。岩手県大森村に伝わる神楽舞を、踊りやすくアレンジしました。秋の豊作や幸せを願う気持ちがこめられています。日本の踊りが持つ独特の調子を味わいつつ、力強く表現します。

 四年生は「ソーラン節」を踊ります。北海道のニシン漁をもとに創作された力強くキレのある踊りです。一人ひとりが描いた法被を身に着け、力いっぱい表現します。

 五年生が踊る「エイサー」は、沖縄本島や近隣の島々の盆踊りです。祖先の霊を供養し、無病息災を願い、家庭の繁栄を祈念します。桐朋小学校では長年、沖縄市園田青年会の踊りを取り入れています。太鼓を打ち鳴らし、「はやし」を入れながら、大地を踏みしめ、勇壮に踊ります。

 六年生は「中野七頭舞」を踊ります。岩手県岩泉町小本の中野地区というところで、約190年前から踊られています。七つの道具を持ち、農地を開拓していきます。木を切り、畑を耕し、けものを追い払い、豊作を祝い、仕事の苦労を癒すという内容です。最後の学年として、大変難しい踊りに取り組みます。

 

 民舞は、民俗舞踊をもとにして、教育現場で教材として取り組んできました。その大もとの民族舞踊は、日本各地で地域の祭りや盆踊り、神楽の奉納などで踊り継がれてきた芸能です。それらの多くは、日常生活の「労働」の中で培われてきた身体の使い方がもとになっています。

 民族舞踊は、歴史的に地域の祭りなどで踊られ、地域の中で世代を超えて人と人をつなぐ大切な共有財産、かけがえのない文化です。人々は踊りを通して、繋がり合い、連帯し、生きる喜び、祈りや願いといった感情を共有します。

 子どもたちと民舞に取り組んで、心や身体を耕し、身体の感覚を豊かにすること、自分を身体いっぱいに表現し、その楽しさをみんなで共有し、繋がり合うこと、みんなで一つのことを作っていく経験などを味わいます。民舞に取り組む過程で、子どもたちの心と身体に働きかけるものが大きいと考えます。

二色対抗競技

 低・中・高学年のブロックで対抗競技を行います。異学年との関わりを通してお互いが刺激を受けながら、作戦をたて、話し合いをし、練習に取り組んでいます。フェアプレイ、ノーサイドの精神を大事に、クラスやブロック学年で協力し、力いっぱい競技します。

 

 運動会の取り組みを通じて、子どもたちの主体性を育てることを大事に考えて進めています。たとえば、開会式でのエール交換では、応援係が考えた応援を1~6年生のチーム全員で行います。司会進行や整列・競技のリード、用具の準備、ライン引き、他にもできる限り子どもたちが取り組みます。

 子どもたち、はりきっています! 応援します。

 雨が多く、予定していた取り組みとはいきません。子どもたちといまを大切に取り組んでいます。

 豪雨などでたいへんな生活をされている人もいて、私たちは目の前のことに向き合って取り組もうと思います。

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