色との出会いを楽しもう
運動会後の美術では、以前制作した「理想のランチ」の粘土作品が焼き上がり、いよいよ絵の具で色を付けました。
「こんな色だったらかわいいな」「こんな食べ物があったらいいな」。子どもたちが思い描いた理想のランチが、色を付けることで少しずつ形になっていきます。現実にある食べ物の色にとらわれず、自分のイメージを自由に表現しているところが、とても素敵でした。先生の温かな声かけにも後押しされ、子どもたちはさながら職人のような表情で、作品づくりに取り組んでいました。
ところが、活動が進むにつれて、子どもたちの興味は「作品に色を塗ること」から「色そのもの」へと広がっていきました。「全部の絵の具を混ぜたら、何色になるんだろう?」と、色を混ぜ合わせる実験を始める子も登場。作品の仕上がりが気になる大人をよそに、子どもたちは目の前の不思議に夢中です。

自分でやってみたいと思ったことを試してみる。予想とは違う結果に出会い、そこから新しい疑問が生まれる。そんな寄り道の中にも、子どもたちの学びの種が隠れています。

作品を完成させることはもちろん大切ですが、制作の途中で生まれる「やってみたい」「どうなるんだろう」という気持ちも、創造的な活動の大切な一部です。子どもたちの自由な発想と好奇心を大切にしながら、これからも表現する楽しさを味わってもらいましょう!
