桐朋小だより

2019.1.24

1年生

”たんぽぽ組”との触れ合い

 先日の20分休みのことです。図書の授業から1年生の子どもたちが戻ってくるのと同じタイミングで、幼稚園の先生が教室に来ました。そして、「いま、たんぽぽ組の部屋で“お店屋さんごっこ”をしているから、よかったら来てほしい!」とのことでした。子どもたちが全員戻ってきたところで、この話を伝えると、ほとんどの子どもが「行きたい!」と挙手してくれました。そして、みんなでたんぽぽ組の部屋へ行き、3歳児(4歳児)が遊んでいるところに参加。お客さんとして買い物を楽しみました。買い物をしている途中で、買い物袋が減っていることに気づいた1年生は、「買い物袋作ろうか?」と幼稚園の先生に声をかけ、幼稚園児と一緒に買い物袋を作っていました。作り方を知っている3歳児(4歳児)が1年生に袋の作り方を教えていて、1年生も小さい子の説明を、丁寧に聴いていました。

 次の日の朝、1年生から「今日も、たんぽぽ組の教室に行ってもいい?」と聞かれ、2日連続で遊びに行きました。以前から、「小さい子のお世話をしたい!」とクラスの子どもたちは言っていたので、お世話が好きなのはわかっていたのですが、自分より小さい子に目線を合わせ、幼稚園児を楽しませてあげようという気持ちに感心しました!また、幼稚園の先生からは、「絵本の読み聞かせもしてほしい」と言ってもらえたので、また今度、たんぽぽ組との交流の機会を作りたいと考えています。こういった活動ができるのは、この学校ならではだと思っているので、幼稚園児と小学生のかかわりを大切にしていきたいです。

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