桐朋小だより

2019.5.21

4年生

4年生春の遠足 ~高尾山でグループチャレンジ!~

4年生になって1カ月がたちました。4年生は、1学期の終わりに初めての宿泊行事、八ヶ岳合宿があります。

それに向けて、3年生の時よりもう少し「自分たちで」や「学年みんなで」を意識して生活しています。

そのひとつが、学年開きや遠足など学年行事を、先生たちではなく子どもたちで進める「実行委員会」の取り組みです。

実行委員会のメンバーは行事ごとにかわります。うまくいく時もいかない時もありますが、「自分たちで」進めること、「学年みんなで」協力することが、子どもたちの中に少しずつ積み重なっていくのを感じます。

学年開き実行委員

「しずかに」と「イェーイ!」のサインを作って、メリハリを工夫しました。

学年みんなで楽しくなれるよう、ダンスを企画しました。

実行委員会のふりかえり「やってみてどうだった?」「またやりたい!」

 

5月9日は、春の遠足でした。遠足に向けてルートやめあてを確認する学年集会、都レンジャーさんに来ていただいて高尾山の自然を学ぶ会、各クラスでのグループ決めなど、実行委員会が先生たちと一緒に進めてきました。

「都レンジャーさんの話をいかして、自然を見つけ、春の山を楽しもう!」「グループで助け合おう!」

当日も、実行委員会の呼びかけで、みんなでめあてを確認して出発しました。

 

遠足実行委員

「春の山を楽しもーっ!」「おーっ!」

「めあて達成できた人~?」

ルートの終盤、一丁平からはグループチャレンジです。グループごと、小仏城山まで歩き、頂上でのお弁当、自由時間を経て、決められた時間までに一丁平に戻って来るのです。先生たちは、ぐっとがまん、子どもたちにまかせて見守ります。(←先生たちもチャレンジです…)

各グループでは、一人一役責任を持ちます。ハイキングリーダーがまとめ、タイムリーダーが時間を気にし、マップリーダーが道を確かめ、クリーンリーダーがお弁当後のゴミチェック、ケアリーダーがみんなの体調を気遣い、ネイチャーリーダーがまわりの自然に目を向けます。

まわり中きれいにゴミ拾いしてくれたグループ、うっかり遊びすぎて時間を過ぎてしまったグループ、声をかけ合ってはげまし合えたグループ、早く着きたくて走ってしまったグループなど、いろいろでしたが、一丁平に全員無事に集合した時には、グループチャレンジをクリアして、みんな満足そうでした。失敗も成功も含め、この経験が次につながっていくと思います。子どもたちは、任されることで少しずつ成長していきます。八ヶ岳合宿が楽しみです!

「出発するよ~」声をかけてグループで助け合います。

自分たちで声をかけあって下山をはじめました。

新緑がきれいでした。

富士山が見えました。

オトシブミを見つけたよ。

ネイチャーリーダーが見つけたハナイカダ。葉っぱの真ん中に小さな花をつけます。

きれいな色だね!

都レンジャーさんが教えてくれた、ムササビの食べあとかな?!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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