桐朋小だより

2019.5.15

3年生

3年遠足〜めざせカニ山〜

 

「遠足予備日はないんだよね」   

「えー!てるてる坊主つくらなきゃー!」

 

子どもたちの元気な想いが届いたのか、5月10日は快晴。

 

2時間ほどかけて歩き、カニ山へ向かって3年生が遠足です。

前日の日記では、「遠足がすっごく楽しみ」そう綴る子がたくさんいました。

 

野川沿いの道では、自分のお腹まですっぽりと隠れてしまうくらいの草むらを

“あえて”通り元気いっぱい歩く姿が。

途中、石渡で川を渡るミッションも難なくクリア。

 

「ミシシッピアカミミガメだー!」

「このツツジの蜜はね、少し茶色くなっているものの方が甘いんだよね」

 

この遠足は社会科の学習も兼ねて方位磁石を持って行ったので、

「目指すカニ山はどの方角かな?」

「北・・んー北東のあたりかな?」

 

たくさんの“発見”をしながら順調・・・・・と思ったら

かんかん照りの中、長距離を歩く子どもたちに疲労の色が。

「今2キロくらいは歩いたかなぁ」

「いやもっと歩いてるよー」

「もうあきらめたいかも・・・・」

「でも後少しだよ!がんばろうー」

 

弱音をこぼしながらも、誰一人として脱落する人はおらず全員でカニ山到着です!

 

自然の木陰ってなんでこんなに気持ちがいいんでしょう。

頑張った後にみんなと食べるお弁当ってなんでこんなに美味しいんでしょう。

 

さっきまでの疲れはふっとび、

木登り、丘滑り、山の実集め、落ち葉にダイブ、大きな木をみんなで持って運んでくる姿も・・

 

自分の足で歩ききった子どもたちの顔は、

どこか頼もしく、晴れ晴れとしているようでした。

 

 一人だと諦めていたかもしれないこと、誰かと一緒だと気づけばできちゃっていた。

あきらめずにこんなに頑張れたんだよ。

 

いろんな感情が生まれた日でした。

3年生のステキな1ページです。

 

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