桐朋小だより

2020.3.10

全学年

どんな音がすると思う?

音楽室に新しい楽器がとどきました。

いつも使っていておなじみのものもありますね。

赤で持ち手がついているのが、マラカス。

三角形のものも、実はマラカスです。

鈴は、棒の左右についていて、しっかりとにぎって鳴らせそうです。

 

お次は、なんだかおもしろい形ですよ。どうやって使うのかしら?

名前は、ギロと、カバサです。

ギロは、スペイン語らしい。もともとはひょうたんを使っていたけれど、これは木製。

ぼうのこすり方によって、音の感じがかわるんだ。

カバサは、ポルトガル語で、これもひょうたんっていう意味なんだって。

小さな玉がまわりにくっついているね。これを手ですったり、ふったりして演奏するよ。

ポルトガル語といえば、低学年音楽室のカラフルなかごの手さげみたいな楽器もそうだね。

「カバン!」って呼んでるひともいるけど、本当の名前は「カシシ」です。

中に入っている玉が底の板にあたる時との音色(カ)と、

かごの部分にあたる時の音(シシ)と、音色が違うでしょう?

それがそのまま楽器の名前になったんだって。

こする、たたく、ふる、ふく、、、

みんなの身の回りのものでも、いろいろ面白い音が出せるかもね。

先生は子どものころ、ジュースのビンをぼーって鳴らすのにこっていました。

ビンの大きさによって、出せる音の高さが違うんだよ。

 

道具がなくても、じぶんのからだをつかってリズムを生み出す方法もあるよ。

ボディーパーカッションっていうんだ。

指をパチン!と鳴らすのもそのひとつ。

これはあんがいむずかしくて、小さいころいっぱい練習したなあ。

じょうずになると、けっこう大きな音がだせます。

 

ひとりで歌うのは、少しさみしいかもしれないけれど、

ちょっとした音を加えて、たのしんでみてください。

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