どんな音がすると思う?
音楽室に新しい楽器がとどきました。
いつも使っていておなじみのものもありますね。
赤で持ち手がついているのが、マラカス。
三角形のものも、実はマラカスです。
鈴は、棒の左右についていて、しっかりとにぎって鳴らせそうです。
お次は、なんだかおもしろい形ですよ。どうやって使うのかしら?
名前は、ギロと、カバサです。
ギロは、スペイン語らしい。もともとはひょうたんを使っていたけれど、これは木製。
ぼうのこすり方によって、音の感じがかわるんだ。
カバサは、ポルトガル語で、これもひょうたんっていう意味なんだって。
小さな玉がまわりにくっついているね。これを手ですったり、ふったりして演奏するよ。
ポルトガル語といえば、低学年音楽室のカラフルなかごの手さげみたいな楽器もそうだね。
「カバン!」って呼んでるひともいるけど、本当の名前は「カシシ」です。
中に入っている玉が底の板にあたる時との音色(カ)と、
かごの部分にあたる時の音(シシ)と、音色が違うでしょう?
それがそのまま楽器の名前になったんだって。
こする、たたく、ふる、ふく、、、
みんなの身の回りのものでも、いろいろ面白い音が出せるかもね。
先生は子どものころ、ジュースのビンをぼーって鳴らすのにこっていました。
ビンの大きさによって、出せる音の高さが違うんだよ。
道具がなくても、じぶんのからだをつかってリズムを生み出す方法もあるよ。
ボディーパーカッションっていうんだ。
指をパチン!と鳴らすのもそのひとつ。
これはあんがいむずかしくて、小さいころいっぱい練習したなあ。
じょうずになると、けっこう大きな音がだせます。
ひとりで歌うのは、少しさみしいかもしれないけれど、
ちょっとした音を加えて、たのしんでみてください。