『もっといろんな人と話したい』~サキドリ地球市民の時間
2020年度から、桐朋小学校では『地球市民の時間』が始まり、国際理解や多文化共生、外国語などを学んでいきます。
それに先立ち、4年生は3学期に5週間にわたり、外国語活動を行いました。「Hello everyone!」「Hello Naoko-sennsei」から始まり、歌ったり、ゲームをしました。♪Hello how aye you♪の歌や♪1,2,3,4,5,6,7♪の数の歌は、みんなすぐに覚えてしまい、授業が終わってからもつい口ずさんでしまいます。「Are you~?」と聞いていく「人あてゲーム」では、20人くらいの顔カードの中から一人1枚担当し、「Are you from Tokyo?」[No!]「Are you from Fukuoka?」「Yes,I am Sazae-san!」などとやり取りをしてあてっこしながら、言葉の使い方を学びました。
その期間の中で、海外からのゲストがやって来ました。日本に留学中の様々な国の大学生,院生がグループに1人ずつ入ってくださり、その方のこと、出身の国のことなどを写真を見ながら教えてもらいました。アメリカ、ブラジル、カナダ、インド、オーストラリアのそれぞれの国のことを何とか聞き取り、画用紙にまとめ、書画カメラを使って全体に発表しました。それぞれの国の発表を聞き、「いいなぁ!」「きれい!」「行ってみたい」の声が上がり、“アンバサダー”としての役割を果たしたので、各国の「リトル・アンバサダー証」を頂きました。
授業の後は、一緒にお弁当を食べたり、一緒に遊んだり…と楽しい時間。日本のコマ回しを教えてあげると、留学生の一人が回せるように…!「わー!」「すごい!」の歓声が上がりました。
初めての外国語活動の感想では「数を英語で結構言えるようになった。」「英語をメロディーにしていたのでわかりやすかった。」「暑いとか寒いを何て言うかわかって良かった。」「最初はできるか心配でした。でもだんだんできてきてうれしかった。」「もっと、いろんな人と話せるようになりたい。」「むずかしい英語の単語も学びたい。」「ペラペラ話せるようになりたい。」「フランス語も話せるようになってみたい。」などが出され、来年度からの学習のモチベーションが上がったようですね。