2020.4.9

手紙をありがとう[Ⅱ-226]

 3月末に、初等部通信で「この てがみを よんだ かんそうを、おうちの人に はなせたら、はなして みてください。かんそうなどを はがきに かいて おしえて くれると うれしいです。」と書いたところ、手紙をもらいました。いろいろと教えてくれて嬉しいです。 

「いつもとちがうせいかつですが、こんなことをしてます。本をいつもよりいっぱいよめたり、いもうとといっしょにあそべたり、みんなでしょくじをしたり、たのしいせいかつをすごしています。いえでべんきょうするのもたのしいですが、がっこうが一ばんです。」

「ぼくは、まい日学校がないからつまらないけど、お兄ちゃんとピタゴラそうちやレゴでロボットを作ったりしているから元気です。」

「コロナは肺炎になると水でおぼれたように苦しくなるとききました。私はシンクロで息をしないで25mを泳ぐ『ノーブレ』というものをやっています。『ノーブレ』というのは、『ノーブレス』のやくで、息をしないという意味です。ノーブルはとても苦しくて、あと1m泳いだら、目の前が真っ白になってしまいそうなくらいつらいです。私は目の前が真っ白になった事が何回かあります。/コロナにかかったら、こういうじょうたいがずっと続くみたいです。だから私は、手あらいやうがい、また十分なすいみんを取ったり、いっぱいごはんを食べてコロナにかからないようにしています。先生もコロナに、十分気をつけてください。学校の再開をたのしみにしています。」

ようちえん、しょうがっこうの こどもたちへ(3月30日に書いたものです)
 しんきゅう おめでとう ございます。あたらしい がくねんに なって、どんなことを してみたい ですか。しんがっきは、どんなであいが あるか、たのしみ ですね。

 せんせいたちは、みなさんと あえるのを たのしみに しています。
 ひとりひとりの ねがいを たいせつにして、みんなで かかわりあって、たのしい ようちえん、たのしい しょうがっこうに していきましょう。 

 しんぱいな ことも あります。とうきょうでは、コロナウイルスに かかる人が ふえています。にほんでも せかいでも たくさんの人がかかっています。

 コロナウイルスに かかる人が ますます ふえてしまうと、おいしゃさん、びょういんが たりなくなって、たいせつな いのちを まもることが できなくなります。

 そうならない ために、ひとりひとりが、ウイルスに かからない、ひろげないように こうどうして いきましょう。
 よくたべて、よくねて、できるところで からだを うごかそう。手あらいなどの よぼうを しっかり やろう。

 このウイルスは、かんせんしても おおくの人は きがつきません。ほかの人に、しらないうちに うつしてしまうことが あります。ウイルスは せきなどから でて、手などに ついたものから うつります。だから、マスクをしたり、手などを よくあらって、ひろげないように しましょう。こうしたことは これからも いっしょに まなんで いきましょう。 

 ようちえんと しょうがっこうでは、でんしゃや バスを つかう人が たくさん います。からだのこと あんぜんのことを かんかえて、4月13日(月)から 5月9日(金)まで、はじまる じかんを おそくすることに しました。(※この後、休園、休校を5月6日まで延長しました)

 ようちえん、しょうがっこうは、ひとりひとりが もちあじを はっきして、おたがいに かかわりあって、ひとりひとりが せいちょうしていく ばしょです。
 しばらくの あいだ、ようちえん、がっこうにいる じかんが みじかく なりますが、いま できることを やって せいちょうして いきましょう。

 からだの ちょうしが よくない人は、むりを しないで やすむように してください。けっせきの あつかいに しません。

 この てがみを よんだ かんそうを、おうちの人に はなせたら、はなして みてください。かんそうなどを はがきに かいて おしえて くれると うれしいです。

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