桐朋小だより

2020.6.26

6年生

地球市民の時間 その3

前回紹介した、ルワンダで義足を作っているルダシングワ真美さんの講演会を聴いたことについて、6年生の子どもたちで感想を書きました。

 

「特に印象に残っていたことは子どもの義足を作れないでいたら、ルワンダの大人たちからおこられてしまったということです。

たしかに、子どもの義足を作るのは大変だけども、それでも子どもたちがこのルワンダの未来を作っていくから、子どもの義足を作ってくれ。この話を聞いた時に、ルワンダの人は面白いし、やさしいんだなぁ〜と思いました。」

 

「アフリカ人といえば、みんな手足が長く、運動神経がいいイメージだが、その中に義足をはいている人がたくさんいるなんて知らなかった。

それに、僕と同世代の子が内戦で犠牲になり義足を必要としているなんてしょうげき的だった。

僕は『義足と歩む』を読んだけれど、改めて真美さんの行動力とボランティア精神がすごいと思った。自ら貧しい国に行って無償で義足を提供する心に感動した。

僕も行動力と優しい心を持った人になりたい。

そしてルワンダが行きたい国の一つになった。」

 

「お話の全部が印象に残ったのですが、その中でも一番記憶に残っているのが義足を必要としている人が多いということです。

私ははじめそこまでいないのではないかと思っていたのですが、まさかあの写真のような列が出来てしまう程いたとはびっくりしました。

足を失った人や手を失った人がこんなにいて苦しい思いをしてきたんだろう人がこんなにいると知りおどろきました。

そういう人たちを救って笑顔にするなんて真美さんはすごいと思いました。」

 

それぞれ感じたことは違えど、遠く離れた地で生きている人たちのことを身近に感じることができた時間でした。

6年生には講演会後も、ルワンダの国で起きたことについてや、差別の問題について調べ、考え続けている人もいます。こうして一人の「地球市民」として、同じクラスの仲間と一緒に、今起きている様々な問題について考え合っていくことをこれからも大事にしていきたいと思いました。

 

*上の写真は、レース用の車いすです。真美さんの旦那さんガテラさんは、車いす競技でのパラリンピック出場を目指しているそうです。

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