想いと想いをつなぐこと
5月の下旬、学校が始まるにあたって
オンラインホームルームで「学校始まったら何しよっか!」の作戦会議を行いました。
すると、「分散登校で、会えない半分のクラスの人たちにメッセージを書きたい!」という声が。
そこで生まれたのが、「つながる木」です。
今は会えない友だちがいるけど、この木にメッセージを残すことで、
クラスがつながっていきます。
友だちへ言葉を綴ってもいいし、その日に感じたことを言葉に表してもいい場所です。
初めはひとりぼっちだったリンゴ。
「ぼくの気もち。モヤモヤが多い。なぜかというと、友だちに半分しかあえないからです。」
しかし、今ではもう木からこぼれているものがたくさんあります。
「みんなへ 早く37人みんなで会いたいから、協力してコロナを終わらそう!」
「今日はリレーをした。勝ってうれしすぎて、ハグしたい気持ちをひっしにおさえた!」
「いつか36+1人でリレーをしたり、音読をしたりしたいな〜!」
「メッセージありがとう。zoomで同じグループだから見れるけど、やっぱりクラスで、本当に○○に会いたいな。」
いろいろな学年が、様々な方法で、子どもたちの声と声・想いと想いを繋いでいます。
会えないから気づくこと。
できないから分かること。
たくさんあったね。
だけどやっぱり、全員で笑ったり、泣いたり、くやしがったり、喧嘩したり、感動したり、新しいことに挑戦できる 今の日々は、大切すぎるものだなと実感します。
全てがもどったわけではないけど、全員そろった時の子どもたちの表情は、
忘れられないものになりました。