桐朋小だより

2020.9.18

4年生

ミッション1:1億を体感しよう!

万の次の位、「億」って、どこかで聞いたことはあるけど、

「どのくらい?」って聞かれたら、

「すっごく大きい数!なんとなく大きそう」っていう感じ。

 

では、「1」を「1mm」の正方形とすると、1億はどのくらいの大きさだろう。

4年生で想像してみました。

「1が小さすぎるから、1億でも新聞紙くらい!」

「黒板か・・、教室くらいかな。」

「いやいや、校庭ぐらいでしょ。」

 

予想してみたら、自分たちで実際にやってみる!体感してみるしかないのです。

どうやって作ろうか。

100万の大きさのタイルが100個集まれば1億になるんじゃない?

じゃあ100万ってどのくらいの大きさにすればいい?

15cm定規何個分?

もうかけ算とわり算と足し算と引き算のオンパレードです。

グループで協力しながらなんとか1枚の100万の大きさタイルが完成。

一生懸命やって1時間で作れた数は、なんと4700万。

 

まぁ半分でも体感してみよっか、と諦めそうになった時 「あきらめたくない!」という声が。

ということで、次の日の算数は体育館での授業です。

うまくいったグループの作り方を参考にしながら、クラス全員で100万のタイルを作り・・・

なんと前日の半分の時間でついに100枚!  1億の完成です。

100万のタイルを100枚並べて感じたこと。

〜算数ノートよりふりかえりの一部〜

“1億って意外と大きくないって思ってたけど、実際にみたら思っていた・想像より100倍大きかった。”

“1億って大きい!と体感した。私たちの予想は黒板くらいの大きさだったけどケタ違いの大きさだったのでとっっってもびっくりした!今度はもっと大きいのを作りたい!そういえば、グループの人ともキズナが深まれたと思う。チームワークの大切さを知った。”

“36人がねてもよゆうだったよ。1億って第2体育室ぐらいですごい大きかったよね。”

“1”と比べて、おっきいー!!!と感動したのも束の間・・・

興奮してみんなで乗ったら、一瞬で1億の新聞紙はくずれました。笑

何事もつくりあげることは大変、くずれるのは一瞬。

でもきっと、子どもたちの心の中にはいろんな気持ちが残り続けるんだろうなと思います。

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