バケツの稲刈り
休校期間中から育ててきた5年生の稲が実りました。
バケツ2杯分を教室に運んで、いよいよ稲刈りです。
先生が2本のカマを見せてくれました。
一本は、カーブしているもの。もう一つはギザギザの刃がついていて、わりとまっすぐなもの。
カーブしている方は、みんなが思い描くカマです。主に草刈りなどに使います。
ギザギザの方が、稲刈り専用なのだそうです。道理で私たちの日常ではあまり見かけませんね。
みんなで少しずつ刈り取りを体験しました。
ひと束をぐっと握って、根元にザクッとカマを入れます。
見ているよりも案外力が必要で、苦労している人もいました。
すぱっと切れたらみんなから拍手が起こりました。
休み時間に数えてみたら1房に50粒以上ありそうです。
本来は屋外でしっかり乾燥させますが、このあとの天気が不安定なことと、
完全無農薬なのでスズメに食べられてしまわないように、教室内で干すことになりました。
しっかり乾燥できたら、脱穀、精米の工程に進みます。そのやり方は、次回の社会の授業で映像なども観ながら学んでいきます。
家のバケツ稲がうまく育っている人は、これから収穫が楽しみですね。
お家にカマがある人は多くはないでしょうから、キッチンバサミなどで挑戦してみてください。