音はどうやって出る?(4年生の音楽)
2021年最初の音楽の授業は「走れ シベリア鉄道」というとてもかっこいい曲からスタート!
ところが・・・感染拡大防止の為、今はリコーダーを吹いたり思いっきり歌うことができません。
4年生のみんなは、シベリアの凍ついた大地を進む大きな車輪をイメージしつつ、一生懸命指を動かします。
指でぱしっと穴をふさぐと「あれ?なんか音が聞こえてくるよ?!」という声が。
そうなんです!リコーダーって、歌口から息を吹き込まなくても音が出るんです。
そのことに気づいた人たちは、かすかなその音を頼りに指を動かし続けます。
一通り指づかいを確かめて次の活動に移る時ボソリと「ああ、早く音が思い切り出したいな・・・」と呟きが聞こえてきました。
そんな子たちの気持ちが、一日も早く叶うといいなあと感じました。
とはいえ、こういう時こそ普段できないことに出会うチャンス!
リコーダーのあとは、グランドピアノの音が出るヒミツに迫ります。
いつもは閉じている蓋をあけてみます。
ピアノの白い鍵盤を端から端まで連続して弾くと、グランドピアノの内側の白い形のモノがピョコピョコ上下しています。
「うぉお!ピアノの中ってこんな風になってたんだ!」「ピアノに触っていると、なんだかビンビン震えているよ!」「耳を当てると、音がメチャクチャ大きく聞こえるよ。」
次はペダルを踏んだり、はなしたり。
「鍵盤から指が離れているのに、音が響き続けているよ!」「あれ?音が消えちゃった・・・」
馴染みのある楽器だけれど、たまにはしっかり観てみるの面白いですね。