ペア読書で「事件簿」づくり(国語&図書の授業)
2年生の教室をのぞくと、黒板には「めいたんていネートの事件簿をつくろう!」と書いてあります。
どうやらペアを組んで、1冊の本の事件を調査をしているようです。
桐朋小学校の図書室には『ぼくはめいたんてい』シリーズが86冊あります。
つまり、2人ひと組のペアになって、同じ本を読むことが可能ということです。
一人で読んでいると途中で意味がわからないことが出てきたり、飽きてしまったりすることもありますが、ペアだったら互いに聞き合うこともできます。心強いことこの上なし!
なにより、一緒に物語を味わって読み進める楽しさは格別です。
この日の授業は、担当する刊の事件概要を二人で探っていくのがミッション。ワクワクドキドキ読み進めます。
【大まかな流れ】
①1巻の読み聞かせを聞いて、「事件の手がかり」を見つけるミニレッスンをする。
②担当する事件(巻)を決めて、読み始める。
③読み進めながら、ペアで手がかりだと思った箇所や予想を交流し、メモする(捜査メモ)。
④事件の結末(最後)を読みながら、事件簿を完成させる。
⑤、⑥事件簿(ポスター)にまとめる。
どんな事件が起きたのか、読み取ったことをワークシートに書き込んでいきます。
黙々と読み進めるペアもいれば、互いに読み聞かせしながら読み進めていくペアもいます。
図書の先生がその場にいなくても、自分たちでどんどん学習を進める姿がいたるところで見られました。
この後、どんなポスターができあがるのかとっても楽しみですね。