桐朋小だより

2021.5.27

1年生5年生

想い、想われる経験を

5月が終わろうとしています。

桐朋の桜の木々も、すっかり緑に早変わり。

 

1年生も 朝の準備や遊びに少しずつ慣れてきました。

そんな教室には、今も大きい子たち パートナーの5年生の姿がちらほら。

教室の入り口、窓からも5年生が1年生の教室の中を覗いています。

 

はじめの頃からずっと、「パートナーの子はしっかりと準備できているかな?困ってないかな?」

親心のようなもので、あたたかく 時にドキドキしながら見守ってくれている人たちの姿。

何か困っている1年生がいると、パートナー以外の子にも目線を合わせて話をよく聞いてくれて

喋り方やテンポも 1年生に合わせる5年生を見ると、本当にすごいなぁとしみじみ思います。

そんな風に見守られている1年生はというと、

教室に入るやいなや、

「今日ね!朝パートナーさんと同じバスにのってきたんだよ!」

「パートナーさんのことすこしだけみれてね、手をふったんだよ!」

「朝ね、ころんじゃったんだけど 5年生が助けてくれたんだよ!」

と 言葉の中には5年生のことがいっぱい。

そして、なんとお掃除のやり方も

はじめの頃は特別に パートナーさんが教えてくれるのです。

「おそうじ」ってなんだか あそび よりも嬉しくない人もいるけど

「パートナーさんとのおそうじ」は違います。

 

お掃除がなかった日は、「ねぇ次いつ おそうじあるの〜!」と淋しそう。

パートナーさんの力にはかなわないなぁ、としみじみ感じる毎日です。

5年生、素敵な時間を ありがとう。

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