4人で目指すもの
3年生の体育では、4人チームで協力して、50m走の練習を始めました。
短距離走の練習と言えば、みんなで走るフォームを確認したり、
列に並んでスタートの練習をしたり、
実際に順番に走ってみたりということを思い浮かべる方が多いと思いますが、
それをチームで練習するという形にしました。
木曜日の朝、チームを黒板に貼り出しておくと、「え、俺リーダーになっちゃったよ。大丈夫かな。」「私、ストップウォッチ係だ。楽しみだけど、使えるかな。」などドキドキが隠せない様子。
実際に、授業が始まると、4人が1チームになるので、様々な意見が出ました。
「最初に、タイムをはかってみようよ。」という子もいれば、
「まずはスタートの練習の方がいいんじゃない?」という子もいます。
それぞれの意見を聴き、尊重し、練習の内容を考えていく。
限られた時間の中でやるのはまだまだ3年生にとっても難しいです。
しかも、チームの中には、4月から新しい仲間になった友だちもいます。
そういったチーム状況の中で、互いに認め合い、成長をしてほしいと願っています。
1回目の練習では、子どもたちがまず50m走の めあてを決めました。
「ちゃんと練習して少しでもはやくなる。」
「けがしないように安全にがんばろう。」
「足をはやくする。タイムを1秒ちぢめる。」
など、子どもたちの言葉でチームのめあてがたちました。
練習方法は、スキップをひたすら練習するチーム
スキップを使って、鬼ごっこのように練習するチーム
スタートの練習をするチーム
走るフォームを確認するチーム
改めてタイム計測をするチーム等々さまざまでした。
ただ共通することは、「一人ひとりがはやくなるために、チームで協力して練習していた。」ことです。
クラス替えをして、GWを挟んだので、少しずつ自分らしさが出せるようになってきています。
これからも桐朋小学校で大切にしている自治をベースにやっていきます。
3回の練習をした後、実際にタイムをはかってみようと思っています。チームではやくなるところもあれば、おそくなってしまうチームもあるかもしれません。それもまた新しい課題につながります。
これからが楽しみです。