桐朋小だより

2021.5.31

1年生

「大切な存在」だから頑張れる〜学校探検〜

今日はわくわくの1日。

パートナーの5年生と学校探検があるのです。

         

この日のために、5年生はひとりひとりがパートナーのことを想い、

「どうやったら 楽しんでくれるか、面白く学校案内ができるか」を考えました。

手作りのスタンプラリー用紙、BINGO形式の学校案内、首かけカード、

多種多様なアイデアと案内の仕方に、思わずこちらも聞き入ってしまいます。

「次どこにいくかは、サイコロできめよっか!」

「くじを引いて!出たところをさがしてみよう!」

ひとりひとりの頼もしい顔を見て、説明を聞いて

あぁきっと、たくさん時間と想いをかけて この日を迎えてくれたんだろうな。

これはきっと、夜中までかけてつくってくれたんだろうな。

見ているこちらの胸が熱くなりました。

ただ案内するだけではなく、1年生が学校に少し慣れてきた5月に、

「ここからは富士山が見えるんだよ」

「わたしの お気に入りの場所はここだよ」

「ここで こうやって遊ぶと楽しいよ」

「職員室にはこうやって入るんだよ」

など 工夫を凝らした学校探検をしてくれた5年生。

学校を歩いていると、あちらこちらに1・5年生の姿があった日。

1年生は嬉しすぎて、気持ちが盛り上がって思わず走り出します。

「あ!ちょっとまって〜!」

取り残された荷物を急いで持ち、はぐれないように追いかけ 振り回される5年生。

1年生の気持ちを受け取り、「まぁいいよ。いっておいでー!」と声をかけつつ

後ろから あたたかく見守っている5年生。

どの場面、どの表情にも 愛が溢れた時間でした。

教室に戻ってきた1年生は、もうニコニコ。

5年生がつくってくれた用紙をにぎりしめ、何度も見返す1年生。

こちらまで ニコニコが伝染してしまいました。

 

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