1、2、3(サ)ーン、パッ
2年生の水泳の時間の様子です。
教室で事前に、めあての確認と、感染症対策のシュミレーションを行ってから、プールに向かいます。
この日のめあては「いきつぎのやりかたとビームの出し方」
水中で息が苦しくならないよう、顔を水から出すときに、上手に口から息ができたかどうかわかるヒントが「ビーム」です。
あごは、水中。口は水面。この位置で、パッと一気に息を吐くと水面がぶわっと浮かび、ビームが出ます。
ビーム出すには一気に「パッ」と、まとめて息を吐かないといけないので、これが結構むずかしいのです。
一気に息を吐きだすと吸い戻す力が働きます。風船を口で膨らませたときにフゥ~・・・ハァー・・・フゥ~・・・と、自然に息を吸う・・・そんなイメージが近いでしょうか。
プールは可動床なので、30cmの深さからはじめます。
ワニのような姿勢で「1、2、3ーン、パッ」
深さを60cm。75cmなどに変えて、「1、2、3ーン、パッ」。
目の前に水がピシャッと水鉄砲のように飛んだ時、それはそれはうれしいです。
1、2(水中)、3ーン・・・の間に目線を床から前(水上)へ顔を動かすのですが、頭が上がりすぎると、あごが水中から出てしまいます。
それを意識できるように友だちに、あごが水中でビームが出るちょうどよい頭の位置に手をかざして、自分の頭の動きをイメージできるように練習しました。
感染症対策を大人だけでなく、子どもたち同士でも意識しあって、できる活動を増やしていくこと。
学習も感染症対策も主役は自分たちという意識をもって、これからもやっていこうね!