桐朋小だより

2021.6.10

1年生

やった~!えんそく、だいせいこう~!!

本当は5月に予定されていた1年生の初めての遠足。

コロナの緊急事態宣言が出され、延期しました。そこへ、またまた宣言の延長のお知らせ…。

先生たちはみんなが楽しみにしている顔を思い浮かべながら、作戦会議をしました。

「こんな状況でも感染対策に気をつけながら”遠足”をする方法はないかな…?」

目的地を変え、クラスごとの行動に変更すればできることがあるのでは!

遠足当日は、とってもいいお天気に恵まれて、クラスごとに時間差で出発!

ふだんは正門から道路に出て家に帰るところを いつもは行かない学園内の奥の道へ行ってみました。

ふわふわの花の木やおいしそうなあんずがなっている木がありました。

いつものアスレチックで遊んで休憩の後、いよいよ、西門から少しだけお散歩。

隣の実篤公園に行って、黄色のヒカリモや鯉を見ました。

実篤公園の脇の坂道を降りていくと、小さな神社があり、狛犬が座っていました。

「口をあいている方の狛犬さんの口に手を入れてみて、ウソついた子は『ガブ』ってかまれちゃうから!」

と言うと、みんな かわるがわる手を入れています。

「わーい!ぼく、かまれなかった!」

「やだーかまれたらどうしよう」「いたいかな…」「先生も入れてみてよ」

「いやです。先生はかまれるのでいれません!!」

「ぼくもこわいから入れない!」「わたしはこの前うそついたけど、かまれなかった。」

などなど、ひとしきり「うそつきかどうか」で盛り上がります。

学園に戻って、自然広場や野外ステージでシートを敷いてお弁当。

教室で食べるのと違って、外で食べるといつもと違って感じるね。

一方向を向いて、おしゃべりはできないけれど、耳をすますと自然の音がたくさん聞こえてきて気持ちが良い。

 

そのあとは、自然広場でたっぷり遊びました。

川渡りに挑戦したり、生き物を探したり、ブランコに乗ったり、木に登ったり、おにごっこをしたり。

やることはたくさん!みんな忙しそうにせっせと遊んでいました。

ずぶぬれ、どろんこもぜんぜん平気!「やご見つけた!」「かまきりの赤ちゃんがいたよ。」

「つるつるのきれいな石見つけた」「かなへびつかまえた」と、宝探し大会のようでした。

コロナでたくさん我慢しなければならないことも多いけど、工夫次第で楽しめる!みんなで遊べれば幸せ!

ということを教えてもらった遠足の一日でした。

 

一覧に戻る