桐朋小だより

2021.7.5

5年生

地球市民の時間〜ケニアから学ぶ①〜

「ハランベー」

この日教えてもらった、”みんなで助け合う”という言葉。

その言葉が、大切な言葉の一つになった。

 

5年生はこの日、ケニアの首都ナイロビにある世界最大規模のスラム街、キベラスラムで32年間にわたって子どもや若者の支援をしている早川千晶さんのお話しを聴きました。

子どもたちが綴ったふりかえりを元に、学びを共有します。

 

「私は今までのケニアの印象は、動物がたくさんいるというイメージで、早川さんの講演を聴いて、イメージが大きく変わりました。

早川さんがケニアに行こうとしたきっかけがとても素敵だなぁって思った。

”お金もちや貧しい人は、どこで、何が変わって、差別されるようになったのか。”

という疑問に対して、自分で(それを)感じるためにケニアにいき、マゴソスクールを立ち上げる。そしてハランベー(みんなで助け合う)を行い、みんなで励まし合う。貧しい子どもたちのために力を合わせて、一人でも助ける、そこまでやってでも苦しんでいる子どもを助けたいという千晶さんや(みんなのお母さんの)リリアンさんは かっこいいなぁって心から感じた。

ケニアの子どもたちは、ご飯を食べたくても食べられない子どもが多いのに、私たちは当たり前のように食べたり飲んだりできる。だから、私たちはすごく恵まれているんだなっていうのを、改めて感じました。」

「今日は、ケニアからきた千晶さんの話を聞いた。一言で言えば、”すごい!”      そのすごいは、ケニアの人たちの協力する力、仲の良さ、笑顔を見てそう思った。そんな一方、貧困な人がたくさんいるので、いくら幸せでも大切な人を失うと幸せは壊れてしまうな、と思った。

そんな自分の居場所をなくした人のための学校”MAGOSO SCHOOL” そこで笑顔を取り戻す。そんな仕事に ぼくもつきたい。」

 

〜実践報告②に続く〜

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