面白卓球、アイディア続々!!
梅雨が明け、一気に真夏の暑さがやってきました。
夏休み中も1学期の様子を中心に「桐朋小だより」を発信していきます。
今日は「卓球団」のお話です。
5,6年生が週に1コマ行う「団活動」。多くの学校ではクラブ活動という名称でしょうか。
桐朋小学校では子どもたち自身が「こんな活動をしたい」と呼びかけることから始まります。
加入の希望を募り、いくつかの手続きを経て「団」が成立します。
(手続きというのは、5,6年生がともにメンバーにいること、活動場所と安全が確保されること、などです。)
ですから、毎年同じ団があるとは限りません。
今期はサッカー、バドミントン、理科実験、イラストマンガなど全部で9団が木曜日に活動しています。
さて、卓球団です。
本来は第3体育室に卓球台をいくつも並べるところですが、
時差登校などの影響でこの施設が使えず、多目的教室が割り当てとなりました。
それを承知で集まってきた19名の子どもたち。
正規のものよりふたまわりほど小さな机を台に、球を操っています。
球に回転をかけたり、ぎりぎり端っこを狙ったり。
いわゆる「試合」がひと段落すると、今度は「面白卓球」の時間です。
実は机の厚みがありすぎて、ネットが固定できません。
ですから手で持つ「ネット係」が必須です。
なんだか面倒にも思えますが、それが以外と面白い要素になっています。
ネットをゆらゆら波のように動かしたり、斜めに配置したり、球をくぐらせてみたり。
卓球ラケットではなく、段ボール板を手にはめてみたり。
同時に2つの球でサーブしたり。
受け手が一定の速度でラケットを回していて、それにめがけて球を当てたり。
毎回、どこかで「新技」が開発されていて、見ている方も飽きません。
制約があるからこそ、工夫したくなる。
いつもの友達ではなく、異学年のメンバーだからこそ生まれる発想もあります。
「普通の卓球」の実力はそれほど向上していないかもしれないけれど、
ワクワク満載の「多目的室の面白卓球」の紹介でした。