桐朋小だより

2021.7.20

5年生6年生

面白卓球、アイディア続々!!

梅雨が明け、一気に真夏の暑さがやってきました。

夏休み中も1学期の様子を中心に「桐朋小だより」を発信していきます。

 

今日は「卓球団」のお話です。

5,6年生が週に1コマ行う「団活動」。多くの学校ではクラブ活動という名称でしょうか。

桐朋小学校では子どもたち自身が「こんな活動をしたい」と呼びかけることから始まります。

加入の希望を募り、いくつかの手続きを経て「団」が成立します。

(手続きというのは、5,6年生がともにメンバーにいること、活動場所と安全が確保されること、などです。)

ですから、毎年同じ団があるとは限りません。

今期はサッカー、バドミントン、理科実験、イラストマンガなど全部で9団が木曜日に活動しています。

さて、卓球団です。

本来は第3体育室に卓球台をいくつも並べるところですが、

時差登校などの影響でこの施設が使えず、多目的教室が割り当てとなりました。

 

それを承知で集まってきた19名の子どもたち。

正規のものよりふたまわりほど小さな机を台に、球を操っています。

球に回転をかけたり、ぎりぎり端っこを狙ったり。

いわゆる「試合」がひと段落すると、今度は「面白卓球」の時間です。

実は机の厚みがありすぎて、ネットが固定できません。

ですから手で持つ「ネット係」が必須です。

なんだか面倒にも思えますが、それが以外と面白い要素になっています。

ネットをゆらゆら波のように動かしたり、斜めに配置したり、球をくぐらせてみたり。

卓球ラケットではなく、段ボール板を手にはめてみたり。

同時に2つの球でサーブしたり。

受け手が一定の速度でラケットを回していて、それにめがけて球を当てたり。

毎回、どこかで「新技」が開発されていて、見ている方も飽きません。

制約があるからこそ、工夫したくなる。

いつもの友達ではなく、異学年のメンバーだからこそ生まれる発想もあります。

「普通の卓球」の実力はそれほど向上していないかもしれないけれど、

ワクワク満載の「多目的室の面白卓球」の紹介でした。

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