桐朋小だより

2021.8.23

5年生6年生

地球市民の時間〜特設外国語〜

夏の3日間、5・6年生は地球市民の時間「特設外国語」の学習がありました。

1クラスを半分に分けた18人の少人数クラスで、外国人講師の先生と英語でのコミュニケーションを中心とした授業です。

今回のテーマは「先生の国のことを調べよう、教えてもらおう」でした。

アメリカ、イギリス、ニュージーランド出身の先生から日替わりでゲームや楽しい活動も織り交ぜながら、母国のことをたくさん教えてもらいました。

どんな授業だったのでしょうか?5・6年生が書いてくれたコメントからふり返ってみましょう。

 

★どんなことが学べたり、心に残りましたか?

「先生の自己しょうかいをまねして自分の自己しょうかいをしたので、やり方がわかった。」(5年生)

「いす取りゲームで建物の名前を学べて、しかも楽しかったので心に残りました。」(5年生)

「夏休みに関する勉強だったので『サマーフェスティバル』や『サンドキャッスル』など夏休みに使えるフレーズを知れてよかった。」(6年生)

「ハワイでは『ピザにパイナップルをのせる』と思ったら、『ぜったいのせない』と言っていて、意外だった。」(5年生)

「外国の文化が知れてよかった。特にニュージーランドのウェターという虫、ハワイのフムフムヌクヌクアプアアという魚です。」(6年生)

 

「バンジージャンプの発しょうがニュージーランドなんて知らなかった。」(5年生)

「ニュージーランドの先生が好きなラグビーチームは『オールブラックス』と言ってて、僕と同じ!と思いました。」(5年生)

「ニュージーランドでは人の数よりも羊の数の方が多いなんて初めて知った。」(5年生)

「ニュージーランドは夏休みの宿題がない!」(5年生)

「ニュージーランドのスポーツでクリケットは1試合で5日間もかかること!」(6年生)

「(自己しょうかいの趣味を言う時)虫取りをcatch insectsということがわかった。」(5年生)

「『コンビニ』と言っても伝わらなかった。『コンビニ』はカタカナだから伝わりそうだけど、『コンビニエンスストア』と言わないと外国人には伝わらないとは知らなかった。」(5年生)

 

「全部英語を話す国だけど、ニュージーランドとイギリスではちょっと発音が違った。」(5年生)

「1日目、2日目、3日目と時間がたっていくと先生が何を言っているのかがわかるようになっていった。」(6年生)

「3人の先生に教えてもらいました。ビンゴをやったり、夏はどこにいくの?と聞かれたり先生によってちがうことをしたので、とっても楽しかったです!」(6年生)

 

★これからもっと知りたいことや学びたいことは…?

「新しく知った日常で使える英語をこれからも使っていきたいと思いました。」(5年生)

「もうちょっと先生方と話す時間があるとよかった」(5年生)

「もっと先生のことを知りたかった。もっと授業をやりたかった。」(5年生)

「1時間同じテーマでやると深掘りして学べると思う。」(5年生)

 

「最初は英語なんて覚えて意味あるの?って思ってたけど、すごく楽しくなって、ぼくも英語を話せるようになりたくなりました。」(5年生)

「アメリカやイギリスの人たちは日本や日本人のことをどう思っているのか知りたい。」(5年生)

「コロナじゃなかったら、実さいに外国にみんなで行って英語で学びたいです。」(5年生)

「もっと先生に質問できるくらいの英語ができて質問をしたかったです。」(6年生)

「ゲームで楽しく&面白く英語の基本がわかりました!夏休みにもっと英語を勉強して、外国の方ともっとしゃべれるようにがんばるので、おうえんよろしくお願いします!!」(6年生)

★全体を通して…

「まちがえてもなんとなくわかってくれて『オーOK!』と言ってくれた。」(5年生)

「外国人の先生は言葉はちがったけど、なぜか言いたいことは伝わってきた。」(5年生)

「外国語も学べたし、外国の地理や動物なども学べた。」(6年生)

「先生が住んでいる国の紹介がすごく面白かったです。外国の方と授業をするのはなかなかないのですごく楽しかったです。」(6年生)

「前はコロナでオンラインでしか会えなかったけど、今はこういう風に会えながら授業ができてうれしかった。」(6年生)

「まだ、英語があまりよくわからないけど3日間楽しかったです。70分間がとても早く感じました。」(6年生)

 

授業の中で、また実際に先生方と触れ合う中で、

色々なことを感じたり学んだりしている様子がわかります。

そして、「これは英語で何て言うんだろう?」「もっとこういうことが話せるようになりたい!」と自分なりの“やってみたい”がもてるのがいいなあと思います。

そもそも何のために英語を学んでいるのか…?

桐朋小の先生たちは、子ども達がどの国の人々ともお互いがちがう生活や文化や歴史の中で生きていることを知り合い、それぞれの生き方や考え方を尊重し合える人に成長していってほしいと願っています。

みんなの一歩は小さいけれど、「いつでもどこでも学び続ける!しかも楽しく!」のためのきっかけになった3日間だったら嬉しいです。

一覧に戻る